原題:『Wrath of Man』
監督:ガイ・リッチー
脚本:ガイ・リッチー/アイバン・アトキンソン/マーン・デイビス
撮影:アラン・スチュワート
出演:ジェイソン・ステイサム/ホルト・マッキャラニー/ジョシュ・ハーネット/ニアム・アルガー
2021年/アメリカ・イギリス
リメイク作品で「癖」が直る映画監督について
ガイ・リッチー監督の前作『ジェントルメン』(2020年)は監督の趣向が強すぎてカタルシスに欠けた作品だったと個人的には感じたのだが、本作は2004年のフランス映画『護送係(Le Convoyeur)』(ニコラ・ブークリエフ監督)を『男の復讐(Wrath of Man)』というタイトルに変えたリメイクで、前作では「映画の脚本」だったものが本作においては「作戦の計画」に変えたことで手に汗握るサスペンス映画として良質なものに仕上がっているのではないだろうか。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-211009-202110070000308