原題:『Ghostbusters: Afterlife』
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ジェイソン・ライトマン/ギル・キーナン
撮影:エリック・スティールバーグ
出演:マッケナ・グレイス/ポール・ラッド/フィン・ウルフハード/キャリー・クーン/ローガン・キム
2021年/アメリカ
「完璧」な続編について
とてもよくできていると思う。『ゴーストバスターズ』(1984年)『ゴーストバスターズ2』(1989年)の続編というだけにとどまらず、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンのみならず今は亡きハロルド・ライミスまで出演しており、その監督であるアイヴァン・ライトマンの息子のジェイソンが本作を監督しているという意味でも完璧な続編なのである。
それでもどうしても作品にのめり込めない理由は、主人公がイゴン・スペングラー博士の孫のフィービーで『グーニーズ』(リチャード・ドナー監督 1985年)のような「子供向け」作品のように見えるからかもしれない。
バズコックスの「ボアダム」を和訳しておきたい。この選曲に深い意味はない。
「Boredom」 Buzzcocks 日本語訳
俺は思っていることを言う
俺は心に届くことを言う
俺は物事に関わっている暇はない
俺は一途に生きている
俺のことを知っているはず
俺の言動は向こう見ずだ
とても退屈な状況だということは分かっているはず
退屈、退屈、退屈
今俺は俺自身が感動しない映画の中で生きている
俺は電話が鳴るのを待っている
賑やかでワクワクさせるから
俺のことを知っているはず
俺の言動は向こう見ずだ
とても退屈な状況だということは分かっているはず
退屈、退屈、退屈
今俺の背後には何もない
俺は既に過去の人間
俺の未来はこんなはずではなかった
俺は自分が意図している言葉を知っているとは思っている
俺のことを知っているはず
俺の言動は向こう見ずだ
とても退屈な状況だということは分かっているはず
退屈、退屈、バカで愚かだ
俺はこんな贅沢な旅行をしているから
どこからともなくやって来て
一直線にそこへ戻っているように思える
俺のことを知っているはず
俺の言動は向こう見ずだ
とても退屈な状況だということは分かっているはず
退屈、退屈、退屈
Buzzcocks - Boredom (Live at the Winter Gardens in Blackpool, UK, 1996)
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