Pet Shop Boys - Where the streets have no name (I can't take my eyes off you) (Official Video) [HD]
ペット・ショップ・ボーイズが1991年にシングルカットした「シリアスリー」の
カップリングとしてリリースされたこの曲はU2が1987年にリリースした「約束の地」と
1967年にフランキー・ヴァリがリリースした「君の瞳に恋してる」を組み合わせた
ものである。かつて「スマッシュ・ヒッツ(Smash Hits)」という音楽雑誌の記者だった
ニール・テナントが2曲の類似性に気が付きミュージシャンとして実証してみせたのである。
おそらく「約束の地」の作者であるボノは気を悪くするだろうと勘案したニールは
この曲をアルバムに収録せずに、「シリアスリー」とカップリングでリリースしたのである。
その理由は「シリアスリー」の歌詞の内容を把握するならば理解できるだろうが、ボノは
PSBの曲のタイトルである「とどかぬ想い(What Have I Done to Deserve This?)」で
返答してみせた。タイトルの意味は「こんな目に遭うくらいに俺が何をしただろうか?」
という感じになるのだが、ウィキペディアを読む限りではボノはニールの冗談が上手く
理解できなかったようであるが、和解はしたらしい。以下、和訳。
「Where the streets have no name (I can't take my eyes off you)」 Pet Shop Boys 日本語訳
僕は走りたい
僕は隠れたい
僕は僕を内側に拘束する壁を壊したい
僕は手を伸ばして
名前の無い街の炎に触れたいんだ
僕は顔に当たる太陽を感じたい
僕は痕跡を残さず消える砂煙を見たい
僕は名前の無い街に降る汚染された雨を避けたいんだ
名前の無い街で
名前の無い街で
僕はまだ愛を起こしては
焼き尽くしている
愛を焼き尽くしている
そして僕がそこに行く時には
君と一緒に行く
名前の無い街に
僕は君から目が離せないよ
僕は君を愛している
もしも問題ないのならば
僕の孤独な夜を温めるために
君が必要なんだ
だから君を愛させてくれないか
君を愛させて欲しいんだ
その街は氾濫し
僕たちの愛は錆ついてしまう
僕たちは風に吹かれて打たれて
埃まみれになる
僕は名前の無い街の
人気の無い平原の高台を君に教えるつもりなんだ
名前の無い街で
名前の無い街で
僕はまだ愛を起こしては
焼き尽くしている
愛を焼き尽くしている
そして僕がそこに行く時には
それだけが僕に出来ること
名前の無い街に
僕は君から目が離せないよ
君を愛しているんだ
君を愛させて欲しいんだ
名前の無い街で
U2 - Where The Streets Have No Name (Live In Paris 2015)
Frankie Valli - Can't Take My Eyes Off You (Live)