本日の毎日新聞の14面を読んで料理人の西健一郎さんの書いた「日本のおかず」が10万部を超えるヒットになっていることを知った。柴田真理子さんのレビューを抜粋してみよう。
「おいしいおかずは、日本人の知恵の集成」と話す西さんに聞いた。西さんが心がけたのは、家庭で誰でも気軽に作れる料理を紹介すること。特別な食材は使わず、近所のスーパーなどで購入したものを使った。2年がかりでまとめた同書は、あえ物や煮物、焼き物など80品が並ぶ。写真に材料とレシピ、素材の選び方などのコメントを添えたシンプルな構成だ。
西さんは、おいしいおかずを作るコツとして▽余計な調味料は使わない▽旬の時期に調理する▽だしを上手に使う-などを挙げる。
「旬の素材は味がはっきりしていて、おいしさを引き出しやすい」。だしは重要だが、常に必要なわけではない。肉や魚、味が濃い野菜など、うまみが出るものが入れば十分だ。
「まず気軽に一品作ってみて。そこから好みの味を作り出してほしい」と目を細めた。「日本のおかず」は幻冬舎刊行、1680円。
西さんの料理本を以前に何冊か読んだことがあるが、家庭料理の本ではポイントだけを述べていたので非常に好感を持った。
本質を能書き抜きに簡潔に説明するのが本当のプロであり、ダラダラと自慢げに無駄なことばかり語って的外れなのが田分け(=ポンスケ)である。
紹介された本はまだ読んでいないので、とりあえず書店に行ってみるつもりだ。
「おいしいおかずは、日本人の知恵の集成」と話す西さんに聞いた。西さんが心がけたのは、家庭で誰でも気軽に作れる料理を紹介すること。特別な食材は使わず、近所のスーパーなどで購入したものを使った。2年がかりでまとめた同書は、あえ物や煮物、焼き物など80品が並ぶ。写真に材料とレシピ、素材の選び方などのコメントを添えたシンプルな構成だ。
西さんは、おいしいおかずを作るコツとして▽余計な調味料は使わない▽旬の時期に調理する▽だしを上手に使う-などを挙げる。
「旬の素材は味がはっきりしていて、おいしさを引き出しやすい」。だしは重要だが、常に必要なわけではない。肉や魚、味が濃い野菜など、うまみが出るものが入れば十分だ。
「まず気軽に一品作ってみて。そこから好みの味を作り出してほしい」と目を細めた。「日本のおかず」は幻冬舎刊行、1680円。
西さんの料理本を以前に何冊か読んだことがあるが、家庭料理の本ではポイントだけを述べていたので非常に好感を持った。
本質を能書き抜きに簡潔に説明するのが本当のプロであり、ダラダラと自慢げに無駄なことばかり語って的外れなのが田分け(=ポンスケ)である。
紹介された本はまだ読んでいないので、とりあえず書店に行ってみるつもりだ。