思い通りのチャーハンが作れるようになるまでどれほど失敗したことか。ベチャベチャになったり、焦がしたりと散々な出来だった。中華料理店の味を家で出すのは無理かと諦めそうになった時のことである。たまたま立ち読みしていた「dancyu」にヒントが出ていた。
中国人シェフのアドバイスを見て「なるほどな。失敗するはずだ」と思った。それから数回試作してポイントを発見した。
・中華鍋を使う
・温かいご飯を使う
・作るのは多くても2人前まで(ご飯は茶碗2杯程度)
・具材を予め炒めておく
以上のポイントをおさえておけば都市ガスの火力でもそこそこ美味しいチャーハンは出来る。具材を先に炒めて皿に取っておくと作業がスピーディーに進む。
煙が出るまで中華鍋を熱し、サラダ油(または胡麻油)を入れてご飯を炒める。塩、コショウで味付けし、米粒がばらけてきたところに炒めておいた具材を投入。仕上げにオイスターソースを少量加えた醤油を鍋肌から入れてネギを散らせて完成。
旨味調味料をバンバンきかせたチャーハンに抵抗のある方はぜひとも自宅で作って欲しい。