寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

秋の味覚を楽しむ日々

2010年10月13日 | 日記
まだ日中は気温が高いけれども晩になると一気に冷え込む。ウイスキーソーダを舌で転がしながら秋になったのだとしみじみ思う。私は今の時期が最も好きだ。魚が美味しくなってくるのが素直に嬉しい。

ブドウ、イチジク、梨といった果物の充実ぶりがまた私を喜ばせる。もう少しすれば糖度の高い西条柿が八百屋の店頭に並ぶ。県北のキノコを使った料理を近々作ろうかなという思いが頭をよぎる。

秋の恵みの最高峰は何と言っても新米だろう。香り、甘み、粘りの三拍子が揃ったご飯を口にする時「日本人に生まれて本当に良かった」と感じる。秋味を堪能して仏様と生産者に手を合わせる今日この頃だ。

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瀬戸内の太刀魚

2010年10月13日 | 日記
10年位前に東京のお客さんを接待した時に太刀魚(タチウオ)の造りを食べてもらったことがあった。「刺身で食べられるとは知りませんでした。本当に美味しいですね」と子どものように喜んだお客さんの顔を今でもはっきりと覚えている。

太刀魚はその名の通り銀色に輝く剣のような形をした魚でどんな料理にしても旨い。大きな物は銀皮をひいて刺身にするが、小さい場合は皮付きのまま糸造りにする(皮のコリコリした食感が楽しめる)。上品な甘さを持つ身の虜になる人は非常に多い。

瀬戸内では小ぶりの太刀魚が干物に加工される。私は淡白なデベラの干物よりも適度な脂を含むこちらの方が好みである。さっと炙ったのが2切れもあれば3合の酒を楽に飲むことができる。

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