寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

ママチャリに乗って夜の街へ向かう

2011年04月24日 | 
シャワーで汗を洗い流した私はママチャリに跨り勢いよくペダルをこいだ。やはり自転車は便利である。銀座の交差点まで3分もかかっていない。

「二度の遅刻は許されないからな」

前回の失敗を恥じていた男は歓楽街(旧袋町)に予定時刻の10分前に到着した。そして1階の精肉店に立ち寄り管理者に駐輪の許可を得た。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島縮景園の思い出

2011年04月24日 | 学生時代
広島市の下宿先に荷物を搬入した日は東区の親戚の家に泊めてもらった。翌朝、教育者である伯父は田舎の高校を出たばかりの若造を縮景園に連れて行ってくれた。会話は途切れがちだった。まもなく始まる学生生活のことで私は頭が一杯だったのである。

庭園をゆっくり巡るうちに自分がかなり舞い上がっていることに気づいた。小さな橋の上から池を眺めていると段々と心が静まっていくのが分かった。

説教じみたことを言わぬ、さりげない心遣いが素直に嬉しかった。もう一緒に歩くことは叶わないが、旅先で庭園を訪れるたびにあの時の伯父の優しい笑顔が思い出される。

※冒頭の画像は戦前の着色絵葉書(広島浅野泉邸=縮景園)

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする