夏の魚・イサキの白子と真子

瀬戸内で獲れるイサキは夏が旬である。広島では焼き物にして食べることが多いが、刺身の需要もかなりある。事実福山市内の回転寿司ではイサキの焼き霜握りがメニューとして存在する。身と皮の間の脂肪層が美味しいのは鯛との類似点だ。イサキの白子と真子がお得価格で売られていたので購入してみた。


調理する前に薄い食塩水に浸けて血抜きする。霜降りしてから酒と出汁を合わせた調味液で炊き薄口醤油で味を調える（臭み消しとして針生姜も使う）。


滑らかな舌触りの白子と一粒一粒が小さい真子、どちらも非常に上品な味わいである。来月辺りから出回るハモ（鱧）の真子（ばらけやすい）は塩辛や卵とじにするのがよい。

福の山神社例大祭２０１４．７．５（福山市元町トライアングル広場）

６月から７月にかけての週末は広島県福山市中心部の久松通り・宮通りがイベントで賑わう。来月５日（土曜日）の晩は福（の）山神社例大祭で太鼓の演奏があり餅まきも行われる。そして同日と翌日は宮通りゆかたまつりである。


私は一昨年から宮通り周辺の商店の取り組みを観察してきたが、雰囲気は非常に明るくなったと思う。飲食店の前に自慢の料理（値段）を掲示して市外や県外からのお客も取り込もうとする努力は評価する。「広島県東部の懐にやさしい街（生粋の福山人は味に関してとりわけ高いコストパフォーマンスを要求する）」のＰＲはこれからもどんどんやって貰いたい。

カルビー・かっぱえびせん・瀬戸内レモン味

かっぱえびせんの美味しさの秘密は塩気と酸味のバランスの良さだと私は思う。コンビニで見つけたカルビーの新商品は瀬戸内のレモンをメイン調味料として使っている。


通常品よりは爽やかな酸味が前面に出ておりかなりライトな今風の味付けである。黒胡椒はあくまでも隠し味といった感じ。万能調味料のレモンを１年通して利用する流れは定着しそうだ。