(画像:日米親善)
日本の中のアメリカってーと、これまでは常磐ハワイアンセンターとか鳥取県のはわい温泉だとかそーゆーネタもの(笑)ばっかりだったんですけど、今日は正真正銘の日本の中のアメリカに行って来ました。
本日は「日米親善・米国海軍厚木基地桜祭り」と銘打ち、わが街大和市と綾瀬市に跨る米国海軍厚木航空基地の内部が一般公開されました。日頃はゴーゴーと空を飛ぶ戦闘機の騒音に悩まされる周辺住民(ってか自分はそれほどとも感じないのだが)への罪滅ぼし、と言う事かどうかは知らないが、年間に何回かはこう言う一般公開の日があるみたいです。 普段は高いバリケードと二重の鉄条網に阻まれて、近所に住んでても遠い場所。どんなもんなんでしょ、とばかりの物見遊山。
親善と言えば親善なのだが、入場時には屈強なヤンキー軍人がばっちり門で構えているし、きっちり検問は受けるし、やはりここは軍用施設なんだなと。ポケットから全部モノ出されてボディチェック。セキュリティはしっかりと。会場へはこの検問を受けた後に専用のバスで広大な厚木飛行場を大和市側から綾瀬市側に東西へ移動。厚木飛行場のメイン滑走路を横断。はいはいGメン75Gメン75。
会場に到着すると、大きな格納庫前のエリアにアメリカ海軍の戦闘機やらヘリやら輸送機やらが総勢11機大公開の大盛況。一応地元のお祭りなんで一般人もかなりの数いるのだが、やはり目立つのが一眼を構えた本気汁タラタラの航空機ヲタ(笑)。年末のアメ横で生マグロに群がる買い出し客のように戦闘機にかぶりつき、争ってシャッターを切りまくっている。それにしてもこの会場の人間のCanonとNikon製品で総額いくらくらいになるんでしょうか(笑)。
僭越ながら私、鉄道ならある程度語れるだけの知識を持ち合わせていると思ってはいるのですけど、こと軍事に関しては知識がないものですからこの戦闘機がなんなのかイマイチ良く分かりません(笑)。ただ、こんなに間近に戦闘機を見るのはもちろん初めてなのだが、「男のヲタ心をくすぐるカッコ良さ」みたいなのは鉄道も戦闘機もそんなに変わらないですよね。旅客機と違い、無駄な肉をそぎ落とした鋭角なフォルムと言うか…主翼の下の爆弾(さすがに信管は抜いてあると思うがw)とかペタペタ触っちゃいましたですよ。ちなみに調べましたら、左から「EA-6B電子戦機」「F/A18Fスーパーホーネット・ダイヤモンドバックス」「F/A18Eスーパーホーネット・ロイヤルメイセス」だそうです。
各戦闘機の前にはブースがあり、その飛行チームのクルーらしき外人がグッズを販売したりしている。キャップ、Tシャツやジャケットにジッポーライター、ワッペンに飛行シーンのDVDだとか、それぞれ凄く趣向が凝らされていて面白い。群がるヲタ共に全く嫌がるそぶりも見せず軍人さんたちのサービス精神はすこぶる旺盛で、戦闘機の上でポーズを取ってみたりと終始ご機嫌なのであった。北朝鮮がミサイル飛ばそうかと言う頃合いにしては案外と米軍、悠長(笑)。
展示してある対戦車用(?)ヘリのコックピットに入れたりもして、一応軍事に関わる秘密と言う物もあると思うのだが基本的にはホントにサービス精神に充ち溢れている(笑)。意味は全く分からんが、鬼のような計器類の多さに萌え。思わずコックピットで記念撮影をお願いしてしまったw
会場のフリーエリアから眺める日本の航空自衛隊。C-130H輸送機は、米国海軍の戦闘機のカラーリングと比べると極めて地味(笑)。なんかモグラみたいな顔してるし。輸送機でももうちょっとカッコ良さが欲しいなあと思ったりw
カッコ良さ、と言えば会場を闊歩する米海軍の隊員たち。あちこちで写真をお願いされているシーンを見たのだが、何と言うかその姿はすごく映画的な感じがする。それこそ「トップガン」とか「7月4日に生まれて」とかを思い出してしまうんだよなあ。あ、どっちも主演はトム・クルーズでしたかね…
ちなみにヨメさんが「あの子かわいい!」とか言った隊員さんに写真をお願いしてみましたw
女性の視点と言うのは、得てしてそんなもんで(笑)。