結果は2-1の競り負け。
決勝点は塀内のフィルダースチョイス。
あ~あ。
同点の8回裏、1死1・3塁でセカンド真正面の強いゴロ。
僅かに一瞬塀内のグラブからボールがこぼれた。
すぐさま捕球しホームに投げる塀内。
突入する糸井、ブロックする里崎…
だが、投げた位置にちょうどランナーの足が挟まった。
僅かにボールはミットに収まらず、ホームの上を転々と転がり…
これが決勝点。
本当に塀内ってのはこういう星回りなのね。
サードランナーの糸井が物凄いギャンブルスタートを賭けたのも不運だし、送球と走塁が交錯したのも不運だし、タイミングとしても普通に投げててもどうか…と言うプレイだったと思う。
ただ、勝負の掛かった大一番の極めて重要なポイントの一つのプレイに魅入られたように守備機会が回って来て、そこで致命的なやらかしをして決勝点を献上してしまう…
そのあたりに、単なる不運と片付けるのはかわいそうな星回りの悪さを感じてしまいます。
塀内なんて一軍半にも満たない選手なんてお呼びでない場面なのかもしれないし、この程度のプレイが関の山だとか使うほうが悪いとか言われればそれまでなんだけどね。こう言う人の事を関西では「インケツ」と言うらしいけどさ。
ところで、「関の山」ってのは、江戸時代に三重県関町(現亀山市)での神社の祭礼に使われる山車(だし)がたいそう見事で、「これ以上は立派に出来ないもの」であった事から「目一杯」とか「限界」と言う意味を「関の山車(やま)」と言う言葉で表現したのが始まりなんだそうです。
関なんて、亀山の隣町で名阪国道のICがあるって事くらいしか知りませんでしたw
加太越えを控えた小さな町で、みんなが当たり前に使っている言葉が生まれていたなんて…
ハギーさん、知ってました?