(定番の抜里・茶畑構図@抜里~家山間)
大井川のSL、返しを狙うなら定番中の定番である抜里駅南の茶畑構図。順光&ポールが片持ち&緩やかなインカーブ&川根路らしい茶畑風景と三拍子どころか四拍子も五拍子も揃っているのが良いですよね。あまりにも作例が多い定番の撮影地と言うのは案外行かないものなんですが、天気もどんよりしてるし、明るい茶畑の緑が欲しくなった。キャパもそこそこなのでね。
単引きのC11190がシュッシュッと軽やかなドラフト音を響かせて、獅子抜里の小サミットを目指します。ローアングルだとC11のスポーク動輪が透けて、軽快な感じが引き立ちますね。GWの一番茶の季節には、実に爽やかなティーグリーンの景色が広がる川根路。もう二番茶三番茶の時期も過ぎましたけど、摘み終わったのかな?
家山の停で追い抜いて、福用の先でもう一発。地蔵峠へ向けての力行でケムリはそこそこ出てくれましたが、線路際の雑草を隠すのが難しいなあ。「早く行こうよ!」と追っ掛けを子供にせがまれたんだけど、地蔵峠をトンネルで突き抜けて行く鉄道に対して国道は隘路をえっちらおっちら登って行くので、ここから先はなかなか難しいんだよね。まあそれよりも小学校低学年で追っ掛けの醍醐味にハマると将来ロクな撮り鉄にならないからほどほどにね!(笑)。