(毎年恒例@三浦海岸桜まつり)
ネタがないから更新もしないと言う潔いスタンスに変化しているこのブログでございますが、さすがにこれでは拙いと一念発起して生存確認も含めての更新をしてみる。今年の冬は関東に大雪の一撃でもあるかと思ったのだけどそれもなく、スタッドレスのタイヤを悪戯に擦り減らすだけの面白くない冬でしたなあ。気付けばもうすぐ三月で、南関東から伊豆方面ではオオシマザクラ、いわゆる河津桜が見頃を迎えております。
出掛けて来たのは毎年恒例の三浦海岸桜まつり、三浦海岸から三崎口にかけての線路脇に植えられた河津桜を横目に走る京浜急行の電車はこの時期の風物詩的な光景でありますね。一番のお立ち台である沓形の跨線橋には朝もはよからかなりの同好の方が集まっておりました。
桜祭りは3月上旬までですが、先週の暖かさで一気に花が開いてしまったらしい。ソメイヨシノと比べると花の持ちが長い河津桜ではありますが、早くも花弁は散り始めているものもあり。早春の桜街道、花を愛でる沿道には足元に菜の花も植えられており、ピンクと黄色の春らしいコラボレーションを見る事が出来ます。
朝夕に三崎口まで乗り入れて来る都営5300系。昨年浅草線にも新車が投入される事が発表されましたね。新しい形式だと思っていたが登場からもう25年経っているらしい。都営5300系は高速運転に適していないのがネックで、成田スカイアクセスなどには入線出来ないそうだ。日々印旛日本医大から三崎口までのロングラン運用をこなすのも大変そうですがね。
「KEIKYU LOVE TRAIN」ラッピング編成。車内の吊り革がハートマークになっているらしいよ。一昨年あたりから地味に2100系シリーズの内外装リニューアルが進んでおり、車内の壁板の張替とLED表示化が図られました。優等専用車である2100系の後継を作るつもりはしばらくないらしい。確かに2ドアで朝夕ラッシュに使いにくいというのはあるのだが。リニューアルされた編成は前面部に「けいきゅん」のシールが張られてるんだけど、もう全部終わったよね?
以前はそんなに有名でなかったと思うのだが、最近2月のこの桜祭りはイベントは集客力も兼ね備えた京急沿線の一大イベントに成長して来ました。今週末には2100系で桜祭り専用のツアー用の団臨まで仕立てるらしいね。昔は三浦海岸と言えば夏場の海水浴だったけど、今は早春の河津桜が一番観光客を集めるようです。
余談ですが、3月にロールアウトする新1000系の1800番台というのが新1000系+1500系みたいでたいそう気持ち悪い(笑)。金沢文庫の工場で作ってるのはずーっと見てたけどねえ…