高校生から大学生になる辺りから、深夜までダラダラとテレビを見る生活が続いていた。
時はバブル花盛りで、それこそCXの深夜番組が花盛りだった時期でもあるのだが、そんな中で「11PM」の後継としてNTV系列で放映されていた「EXテレビ」と言う番組が大好きでした。
特にこの番組が大阪(よみうりTV)製作の火曜と金曜は、「EX osaka」と銘打たれて、上岡龍太郎と島田紳助がとにかく無茶な企画をやりまくっていた。
例えば、
・番組時間の1時間を使ってジミー大西が暗記だけで衆参全議員の名前を全部言う
・上岡&紳助が野坂昭如、西川のりお、大竹まこと(たまに円広志)辺りと鍋を囲んでひたすらダベる(途中で酔っ払った野坂が暴れ出す)
・クイズ1人しか言いませんでした
・あなたのお宝鑑定します
・抱かれたくない男グランプリ
ちなみに今でも異常に記憶に残っているのは、固定されたビデオカメラの前に上岡と紳助が座っているのだがその背後には全裸のAV女優が立っており、カメラはその股間の位置に上岡と紳助の顔を捉えたまま、微動だにしない二人がずーっと「芸事とは何か」みたいな小難しくもマジな話を延々と1時間続けていた企画(笑)。覚えている人はいらっしゃいますでしょうかw
あと、上岡のオカルト嫌いは相当なもんで、オカルト嫌いの上岡と霊能力者に対決を組ませる番組企画内でマジでオカルト信者に食って掛かってたのが印象深いなあ。年末のTVタックルで超常現象をこき下ろす(形としては)番組を毎回やっているけど、あれは上岡のあの流れを汲む企画なのではないかと勝手に想像している。番組内企画の「あなたのお宝鑑定します」がTXに紳助ごと売却され、「開運!なんでも鑑定団」として市民権を得たように、結構この番組から輸出されたり、あるいは亜流と思われる企画がその後のテレビで放送されてもいたのでね。
この時期には「鶴瓶&上岡パペポTV」とか、意外にもあんまり関西人が好きではない私にもガツンと来る「関西発」の番組がいくつかありまして、正直上岡龍太郎のような関西限定(当時は)の芸人を認識するきっかけともなった時期でもありました。まあ、この辺りから上岡は関東にも進出して来て「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」とかを始めるのだが。
今思えば、火・木の「EX osaka」と言うのは、東京のテレビ番組に対する大いなる挑戦であって、東京の連中に「やれるもんならやってみろ!」と叩き付けられたアンチテーゼだったんだろうなあと思う。
と同時に、関西のテレビ番組と言うのは確かに関東に比べると実験的でチャレンジャブルで刺激的なもので、東京とは全く違う独自の文化を構成しているのだろうね。未だに、関西では異常な支持を受けている「やしきたかじん」と言う人間がどんなもんなのか、関東の人間にはさっぱり分からなかったりするしね。
彼が箱根を越える日は…ないでしょうなあ。
時はバブル花盛りで、それこそCXの深夜番組が花盛りだった時期でもあるのだが、そんな中で「11PM」の後継としてNTV系列で放映されていた「EXテレビ」と言う番組が大好きでした。
特にこの番組が大阪(よみうりTV)製作の火曜と金曜は、「EX osaka」と銘打たれて、上岡龍太郎と島田紳助がとにかく無茶な企画をやりまくっていた。
例えば、
・番組時間の1時間を使ってジミー大西が暗記だけで衆参全議員の名前を全部言う
・上岡&紳助が野坂昭如、西川のりお、大竹まこと(たまに円広志)辺りと鍋を囲んでひたすらダベる(途中で酔っ払った野坂が暴れ出す)
・クイズ1人しか言いませんでした
・あなたのお宝鑑定します
・抱かれたくない男グランプリ
ちなみに今でも異常に記憶に残っているのは、固定されたビデオカメラの前に上岡と紳助が座っているのだがその背後には全裸のAV女優が立っており、カメラはその股間の位置に上岡と紳助の顔を捉えたまま、微動だにしない二人がずーっと「芸事とは何か」みたいな小難しくもマジな話を延々と1時間続けていた企画(笑)。覚えている人はいらっしゃいますでしょうかw
あと、上岡のオカルト嫌いは相当なもんで、オカルト嫌いの上岡と霊能力者に対決を組ませる番組企画内でマジでオカルト信者に食って掛かってたのが印象深いなあ。年末のTVタックルで超常現象をこき下ろす(形としては)番組を毎回やっているけど、あれは上岡のあの流れを汲む企画なのではないかと勝手に想像している。番組内企画の「あなたのお宝鑑定します」がTXに紳助ごと売却され、「開運!なんでも鑑定団」として市民権を得たように、結構この番組から輸出されたり、あるいは亜流と思われる企画がその後のテレビで放送されてもいたのでね。
この時期には「鶴瓶&上岡パペポTV」とか、意外にもあんまり関西人が好きではない私にもガツンと来る「関西発」の番組がいくつかありまして、正直上岡龍太郎のような関西限定(当時は)の芸人を認識するきっかけともなった時期でもありました。まあ、この辺りから上岡は関東にも進出して来て「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」とかを始めるのだが。
今思えば、火・木の「EX osaka」と言うのは、東京のテレビ番組に対する大いなる挑戦であって、東京の連中に「やれるもんならやってみろ!」と叩き付けられたアンチテーゼだったんだろうなあと思う。
と同時に、関西のテレビ番組と言うのは確かに関東に比べると実験的でチャレンジャブルで刺激的なもので、東京とは全く違う独自の文化を構成しているのだろうね。未だに、関西では異常な支持を受けている「やしきたかじん」と言う人間がどんなもんなのか、関東の人間にはさっぱり分からなかったりするしね。
彼が箱根を越える日は…ないでしょうなあ。