(茜の光、雲間に差して@東武日光線・下今市駅)
9月。最近、9月の使い方に悩む。いや、何を悩んでいるのかというと、9月って敬老の日と秋分の日があって、比較的3連休が出来やすい=お出掛けはしやすい日の巡りじゃないですか。ただ、8月にそこそこ遠くへ行っておカネを遣ってしまっているので予算的にキツイのと、最近の9月は普通に夏の続きで風景的には8月と特に変わらないことと、そして最近は規模感を増す大型台風のせいで天気が安定しないので予定が組みにくい・・・というのがあるのだ。特に、9月が夏になってしまったので、季節の変わり目が失われてはいるよね。ススキが穂を出し始めて、田んぼが色づいて、彼岸花が咲いて・・・的な「ゆるやかな初秋の入り」みたいなものがなくて、10月の半ばくらいにガクッと朝の気温が下がって急に「秋です」みたいになってくるんですよね。
と言う訳で今年の9月もあまり写真がない。休みの日にちょこっと東武の株乗で鬼怒川方面へ遊びに行った際のひとコマである。鬼怒川に何しに行った・・・と言われても特に何もせず、ひたすら20400系の中から地蔵のように北関東の風景を眺め、小佐越の仁王尊プラザでひたすらぬる湯にぼへーっと浸かっているだけの一日だった。下今市の駅、東武電車の北の要衝という感じがあり、SL運行のおかげで機関区もできて、鉄道の魅力を発信するいい駅に育ってきたと思う。ちょっと作り込みがキツイ部分はあるけど、それはまあアトラクションということで。