朝7時に小布施のスマートICを降り、まず目指したのは桜沢駅。
去年の1月もこっから撮り始めたっけ。
普段の運用ではここで2000系同士が交換するので、この時間に既に先客が2名。
しかしこの日はマルーンのA編成がイベント列車で屋代線に入線のため、日比谷車に差し替え。
先客のガッカリ感が伝わる中、まあそれはそれで…と言う感じでまずは一枚。
朝の凛とした空気、まだ明け切らぬ桜沢をB特急長野行きD編成が通過。
去年の1月もこっから撮り始めたっけ。
普段の運用ではここで2000系同士が交換するので、この時間に既に先客が2名。
しかしこの日はマルーンのA編成がイベント列車で屋代線に入線のため、日比谷車に差し替え。
先客のガッカリ感が伝わる中、まあそれはそれで…と言う感じでまずは一枚。
朝の凛とした空気、まだ明け切らぬ桜沢をB特急長野行きD編成が通過。
返しは定番の夜間瀬川橋梁で。
ここは有名ポイントなんで、橋の湯田中寄りに十数人の同業者アリ。
ポイント的には広いのでゆったり構えられますが、去年はここですら撮ってる人間はいなかったんだよな。
そう言う意味で、人の多さが終焉の近さを感じさせてくれます。
定番なんでを奇を衒わずに、飯縄山をバックに夜間瀬川を渡る2000系をセオリー通りに。
朝の光と雪の河原にリンゴ色が輝いて見えました。
ここは有名ポイントなんで、橋の湯田中寄りに十数人の同業者アリ。
ポイント的には広いのでゆったり構えられますが、去年はここですら撮ってる人間はいなかったんだよな。
そう言う意味で、人の多さが終焉の近さを感じさせてくれます。
定番なんでを奇を衒わずに、飯縄山をバックに夜間瀬川を渡る2000系をセオリー通りに。
朝の光と雪の河原にリンゴ色が輝いて見えました。
イベント列車で屋代線に入線したマルーンA編成を綿内~井上間のストレートで。
屋代線は撮った事なかったんでポイントが掴めず、ウロウロしているうちに通過時間になってしまった。
基本的に街中を走ってるんで、自分の好きな引きの絵が撮りづらかったんですよねえ。
イベント列車らしく、臨時幕を下げて疾走するA編成をカブリツキ連写撮り。
屋代線は撮った事なかったんでポイントが掴めず、ウロウロしているうちに通過時間になってしまった。
基本的に街中を走ってるんで、自分の好きな引きの絵が撮りづらかったんですよねえ。
イベント列車らしく、臨時幕を下げて疾走するA編成をカブリツキ連写撮り。
イベント列車を追いかけて須坂駅へ。
入線したホームの横には、既に鬼籍に入って久しいOSカー。
ともに長野電鉄栄光の時代を駆けた生え抜き車両達ですが、
地方私鉄でも、車両を新造する体力があった時代があったって事なんだろうなあ。
特急列車は日中は須坂で交換するダイヤが組まれる事が多いんですけど、
ゆけむり号を真ん中に挟んで、A特急のリンゴ色、そしてイベント列車のマルーンの新旧の並びが実現。
長電の看板である特急車のバトンを引き継ぐように、ゆけむり号が須坂を発車して行きました。
入線したホームの横には、既に鬼籍に入って久しいOSカー。
ともに長野電鉄栄光の時代を駆けた生え抜き車両達ですが、
地方私鉄でも、車両を新造する体力があった時代があったって事なんだろうなあ。
特急列車は日中は須坂で交換するダイヤが組まれる事が多いんですけど、
ゆけむり号を真ん中に挟んで、A特急のリンゴ色、そしてイベント列車のマルーンの新旧の並びが実現。
長電の看板である特急車のバトンを引き継ぐように、ゆけむり号が須坂を発車して行きました。
午後は再び夜間瀬界隈へ。
夜間瀬手前からは、左手に高社山を見ながらリンゴ畑の中をくねくねと湯田中へ向けて上って行きます。
すっかり雪に埋もれたリンゴ畑では、枯れ枝の剪定をする農家の方が仕事をしておりました。
しかし狭い農道の小踏切に、私含めバズーカ砲持って10名以上が待機する光景は異様(笑)。
農家の人もその異様さを感じ取ったのか、列車の通過時には手を休めて一緒に通過を見守っている様子でしたが、
良く見たら、農家の人のユニフォームもD編成と同じリンゴ色!
おそろいのリンゴたちってか。
夜間瀬手前からは、左手に高社山を見ながらリンゴ畑の中をくねくねと湯田中へ向けて上って行きます。
すっかり雪に埋もれたリンゴ畑では、枯れ枝の剪定をする農家の方が仕事をしておりました。
しかし狭い農道の小踏切に、私含めバズーカ砲持って10名以上が待機する光景は異様(笑)。
農家の人もその異様さを感じ取ったのか、列車の通過時には手を休めて一緒に通過を見守っている様子でしたが、
良く見たら、農家の人のユニフォームもD編成と同じリンゴ色!
おそろいのリンゴたちってか。
長野市内と比べて、信州中野から先は標高も上がるせいか積雪量も一段と深くなって来る感じがします。
信州中野から湯田中の間で、唯一の交換駅である信濃竹原へ進入して来るD編成をワンカット。
静かな駅なんで、急勾配を車輪を軋ませながらキイキイと下って来る音が、遠くの方からも良く聞こえてくる。
この駅は駅舎が渋くて好きな駅なんで良く撮りに来るんですが、駅横の木造の農業倉庫もポイント高いですな。
信州中野から湯田中の間で、唯一の交換駅である信濃竹原へ進入して来るD編成をワンカット。
静かな駅なんで、急勾配を車輪を軋ませながらキイキイと下って来る音が、遠くの方からも良く聞こえてくる。
この駅は駅舎が渋くて好きな駅なんで良く撮りに来るんですが、駅横の木造の農業倉庫もポイント高いですな。
イベント列車から解放されたA編成は、午後遅くなってからB特急の運用に戻って来ました。
北志賀高原へ向かう国道脇から俯瞰気味に狙ってみましたが、初めてのポイントの割にまあまあの構図かなと。
ちなみに列車の背後の橋が夜間瀬川橋梁になります。
日は既に山に落ち、寒空の下の雪景色とマルーンの取り合わせは、絵的な華やかさはないがモノトーンの趣。
北志賀高原へ向かう国道脇から俯瞰気味に狙ってみましたが、初めてのポイントの割にまあまあの構図かなと。
ちなみに列車の背後の橋が夜間瀬川橋梁になります。
日は既に山に落ち、寒空の下の雪景色とマルーンの取り合わせは、絵的な華やかさはないがモノトーンの趣。
すっかり夜の帳が降りた信濃竹原へ再び。
かつては駅員もおり貨物も取り扱った駅ですが、無人化されて久しく、駅舎も何年か前に封鎖されてしまいました。
古い木造駅舎と白ペンキでホーロー板に書き連ねた駅名板が印象的です。
おそらく開業当時からの年代物の駅舎が残っているのが長野電鉄の魅力の一つだったりしますねえ。
来月のダイヤ改正で、信州中野~湯田中間は各駅停車だったB特急も、同区間を通過する事になりました。
この駅に特急車が止まるのも、残りあと僅かの時間だけ。
暗く閉じられた駅舎が、リンゴ編成から漏れる光で少しだけ明るくなりました。
かつては駅員もおり貨物も取り扱った駅ですが、無人化されて久しく、駅舎も何年か前に封鎖されてしまいました。
古い木造駅舎と白ペンキでホーロー板に書き連ねた駅名板が印象的です。
おそらく開業当時からの年代物の駅舎が残っているのが長野電鉄の魅力の一つだったりしますねえ。
来月のダイヤ改正で、信州中野~湯田中間は各駅停車だったB特急も、同区間を通過する事になりました。
この駅に特急車が止まるのも、残りあと僅かの時間だけ。
暗く閉じられた駅舎が、リンゴ編成から漏れる光で少しだけ明るくなりました。
終着駅の湯田中駅に佇むD編成。
白熱球の柔らかい光が灯る旧ホーム側には、未だに「木島長野屋代方面」と書いてあるんだね。
(木島線は平成14年に廃止されてしまったのですが)
湯田中駅に列車が到着すると鳴り響く「美わしの志賀高原」は、昭和32年作曲。
同年に、この曲に乗って華々しくデビューしたのが長電2000系でした。
長野電鉄が社運を賭けた志賀高原の観光開発への意気込みが伺えます。
なんせ作曲は古賀政男ですからねえ。
毎日が「思い出のメロディー」状態の湯田中駅、個人的にも昭和レトロ全開で大好きなんだよなあ(笑)。
白熱球の柔らかい光が灯る旧ホーム側には、未だに「木島長野屋代方面」と書いてあるんだね。
(木島線は平成14年に廃止されてしまったのですが)
湯田中駅に列車が到着すると鳴り響く「美わしの志賀高原」は、昭和32年作曲。
同年に、この曲に乗って華々しくデビューしたのが長電2000系でした。
長野電鉄が社運を賭けた志賀高原の観光開発への意気込みが伺えます。
なんせ作曲は古賀政男ですからねえ。
毎日が「思い出のメロディー」状態の湯田中駅、個人的にも昭和レトロ全開で大好きなんだよなあ(笑)。
「美わしの志賀高原」も「私をスキーに連れてって」も遠い昔の話。
長野オリンピックですら、もう14年も前の話になりました。
満員のスキー客や温泉客を乗せて、半世紀に亘って善光寺平を走り続けた長野電鉄の看板車両。
2000系は、間違いなく信州のトップスターでありました。
引退を間近に控え、湯田中駅前に瞬くイルミネーションに包まれて、その栄光の日々を噛み締めている事でしょう。
♪思い出は高原の ヒュッテに咲いた 氷の華さえ ロマンスの華
♪粉雪のあの丘越える スキーリフトに 輝く若さ
♪ああ 美わしの志賀高原
(「美わしの志賀高原」 作曲 古賀政男 作詞 西沢 爽)
長野オリンピックですら、もう14年も前の話になりました。
満員のスキー客や温泉客を乗せて、半世紀に亘って善光寺平を走り続けた長野電鉄の看板車両。
2000系は、間違いなく信州のトップスターでありました。
引退を間近に控え、湯田中駅前に瞬くイルミネーションに包まれて、その栄光の日々を噛み締めている事でしょう。
♪思い出は高原の ヒュッテに咲いた 氷の華さえ ロマンスの華
♪粉雪のあの丘越える スキーリフトに 輝く若さ
♪ああ 美わしの志賀高原
(「美わしの志賀高原」 作曲 古賀政男 作詞 西沢 爽)