青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

早いもので

2009年01月31日 22時59分05秒 | 日常
最後の週末なんだが、とりあえず普段と変わらずに過ごした。
もう一月も終わりだ。こないだ初日の出を見たばかりだと思っていたのだが。
それにしても、激動の一ヶ月であった。

えーと、今は自分があと五歳くらい若ければ日帰りで北海道でも行きかねない精神状態なんだが(笑)。
そう言えば日帰りで若松競艇とか帯広競馬とか行ってたなんて夢のようだ。昔は若かったと言う事ですね。
明日から2月だし…2月と言えば33歳になっちゃうんだなあ、俺w
子供の頃、30代と言うのはそれなりに分別のあるいわゆる「オトナ」なものだという意識があったのだが。
その時想像した30代とは明らかに違うような気がするのですけどね…
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受益者負担

2009年01月29日 23時42分49秒 | 日常
最近外回りの移動中は車のラジオをNHKにしている事が多い。
平日AMの「つながるラジオ」とか案外面白いよな。
NHKらしく人気取りに全く関係ないゲスト人選とBGMの選曲が新鮮だ。
今まではLFを聴いている事が多かったんだが、NHKに慣れてしまうと、とかく民放ラジオは騒がしい。

で、今日は昼からの「ここはふるさと旅するラジオ」をすっ飛ばして国会中継を流していた。今日は衆議院の代表質問で、ニュース的な切り口で言えば「与野党の激しい応酬」と言う事なんだろうが…相変わらず自民党と民主党って折り合う気が全くないのね、と言う感想くらいしかない。ねじれ国会とかはともかく、経済が危機的な状況であるならば、個人的な意見としては揚げ足取りはもういいからお互いの政策をバーターしてさっさと先に進んで欲しいと思う。

そんな中で細田幹事長だけ相変わらずかっ飛ばしてましたなあ。去年の秋の国会での代表質問で、のっけから小沢一郎批判独演会をかまして度肝を抜かれてしまったのだが…何となく見た目は小役人的風情と言う感じだけども、弁舌は感情むき出しで表現はむちゃくちゃ。まあ民主党憎しと言う事だけはよく伝わって来た(笑)。「土休日で高速道路はどこまで行っても1,000円にするための関連法案を、民主党が妨害しているのであります」「国民の皆さん、今高速道路は乗っちゃあダメ!」とか言ってたけどwいや、ダメって言われてもなあ。

ちょっと気になったのだが、細田幹事長が国土交通大臣に対し「アクアラインに乗って木更津から銀座まで行くのに料金がどのくらいかかるのか」と言う質問があった。国土交通大臣は「現行アクア普通車3,000円+首都高700円=3,700円がアクア普通車1,000円+首都高500円=1,500円になります」と言う答弁だったのだが、実際今回の政府案割引の恩恵を受けるのはETCを装着している普通車に限る訳だから「現行アクア普通車2,320円(ETC割引)+首都高630円(土休日ETC割引)=2,950円」が正解なのではないかと。

んーと、土休日の高速道路を一律1,000円にする事が景気浮揚策につながるかは分からないが、確実に言えるのは無駄な渋滞を誘発するだけだろうと思うので個人的には反対。そんなに安くしなくていいです。十分に日本の道路行政の受益者として恩恵を受けている事は自覚してますんで(笑)。どちらかと言えば、利用料金の割引適用時間を拡大して欲しいかな。午後10時~午前6時を深夜割引時間帯(50%割引)にするとか。それと大都市圏への通勤割引適用拡大だねえ。通勤割狙って下道でヘコヘコ久喜とか東松山とか厚木まで行くのは正直しんどい(笑)。
それとさあ、こっちとら現行のETCの割引条件を頭に入れつつどうやったらお得でスムーズに効率よくドライブが遂行できるかを日夜考えつつプランニングしている訳じゃないですか。そのプランニングから遂行にかけてのトライ&エラーに面白みがあると思うんですよ。それがいきなり景気悪いからどこまで行っても1,000円でいいですよって言われてもねえ(笑)。なんかね。美学に反すると言うか矜持にもとると言うか。

ま、さんざん文句を言ったが、安くなったら使うけどw
これは定額給付金の庶民的論理に近いかもしれん。
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ぶらり北関東

2009年01月27日 21時02分18秒 | 日常

(画像:ちょっと北関東まで)

今月一回土曜日に出勤していたので、今日はその代休日。
最近は週末が平日以上に多忙だったんで、一日寝てる…とかの選択肢もあったんだけど、残り僅かな独身時代を惜しむべく、自分らしくブラブラと出掛ける事にしました。目的地はどうでもよかったんだけど、最近は富士ぶさ撮影と合わせて静岡方面に行く事が多かったんで今日は北関東方面へ。往復450km。関東平野の右半分をぐるっと一周。神奈川→東京→埼玉→群馬→栃木→茨城→千葉と何気に1都6県を完全に制覇しているのね。

ハンドルを握りながら行き先を何となくぼんやりと決め、まずはNACK5の大野清太郎の番組をお供にがっつり2時間かけて都内脱出。さすが平日。つか、この人相変わらず大相撲とレッズの話しかしないのは昔から何にも変わらないな。

R16を超えると東京圏突破の合図。時刻はちょうど北海道を出た寝台特急が上野に向かってラストスパートをかける午前8時半なので、白岡駅付近の陸橋で上りの「カシオペア」を撮影。撮影するのは初めてですが、総2階建ての車両と言うのはアメリカのアムトラックのようだ。E26系客車は平成11年製と新しいので、今のところ一番安泰な寝台特急と言えるんではないでしょうか。

カシオペアの続行で来るのが「北斗星」。あれ?今日はカシオペア色のEF81が牽引して来ました。いつもはローズレッドの北斗星専用機なんですがね。カシガマダブリ。まあこれはこれで珍しいからいっか。BGMをFMから先月買った石川秀美のCDに変えてさらに北上。車内で一人、至福の時間です(笑)。

80年代アイドル歌謡の何がいいかと言えば、いわゆるオーケストレーションと打ち込みの走りみたいなシンセサイザーの融合による「盛りだくさんのメロディライン」であると言う事に最近気づいた。ブラスとストリングスを中心にはっきりくっきりした譜割りの大きい単純なベースライン。間奏はサックスかエレキのソロプレイに、つたない歌唱を補完するバックコーラスがウーだのハァーだのかぶさってとにかくコテコテしているんだよな。文字で表すと、ズンチャカズンチャカしていると言うかw
それに引き替え最近の音楽ってのはラップとかR&Bとか、ちょっと自分にはメロディラインがシンプル過ぎるね。そもそもジャンル的に詩の世界観とかリズムを楽しむものなのかもしれないけどなあ。まあその歌詞(ラップ?)にしてもちゃんと飯食ってるか風邪引いてないかとか全員集合じゃねーんだからとは思うぞ青山パロマw

 

秀美ベスト盤が終了した頃合いで目的地であった氏家松島温泉に到着。以前は結構こっちの方に来た際のマストお立ち寄りポイントだったんだが、最近とんとご無沙汰していた。栃木県はさくら市(旧氏家町)の田園地帯にある日帰り温泉施設。駅で言うと東北本線の蒲須坂駅から徒歩30分くらいだろうか。つるつるした非常に入り心地のいい温泉で、地味ながらも個人的には栃木では上位の評価をしております。ヘタな那須や塩原の温泉宿よりよっぽどいい。

平日の午前中と言う時間だけに、温泉はほぼ貸し切り状態。なんかしばらく来ないうちに改装されて新しくなってしまっていた。昔の木造の雰囲気が良かったのに。お湯は変わらず良いものであったが、ちょっと殺風景な感じで残念。入浴一時間、その後休憩室で一時間爆睡。昼飯は近くの矢板のトラックステーションで済ましたのだが、こんな場所は連れといたら絶対入らないんだろうなあw普通に一般人が使ってもいいんだけどね…トラッカー向けだから定食のご飯の盛りとか結構いいっすよ(笑)。

矢板のトラステの前は東北本線なんで、腹ごなしに一枚。金太郎の高速コンテナ貨物。EH500は車長が長いので架線柱から引っ張り出して抜くのがなかなか難しいな。結構なスピードで走ってくるし…つかそもそもケツ切れ&光の回りが悪いw

那須連峰の露払いである高原山をバックに。宇都宮を過ぎると東北本線の車窓にはこの山が左前方に見えて来る。那須岳より山容は優美な感じで好きな山だ。それこそ昔ならこの線路を「ひばり」「やまびこ」「やまばと」「つばさ」「あいづ」なんかのL特急が走り抜けていたのだろうが、今は日中は普通電車が行ったり来たりするだけ。211系では悲しい事に完全に車窓負けしてしまうのです。

 

その後は「道の駅きづれがわ」で生活物資(野菜)を購入しつつ帰路に。帰りがけでJR烏山線と言う関東地方でも屈指の影の薄い路線を撮ったりしてましたw国鉄型の車両がもてはやされる昨今ですが、それでもここのキハ40は誰も見向きもしないなあ…関東で唯一国鉄型気動車が走ってるJR線なのに(私鉄まで含めると茨城交通とかあるけど)。ま、沿線は特に名所もなく、いかにも「北関東だなあ」と言う感じの雑木林の中を淡々と走るだけでは、影が薄いのも頷けるところではあるのだけどね。枯れた味わい以外は見つけようがない。

帰りはNACK5とbayFMのザッピングで、矢板→真岡→筑西→下妻→水海道→谷和原ICへ。
もう何度通ったか分からないなあこの道…
だいたいへんしうちょを誘ってどっか行く時の話が多かったけど。
夜の豊田城は今日も光り輝いていた(笑)。

車の中で缶コーヒーを飲みながら、一服しつつCDをかけたりFMを聴いたり。
たまーに大声で歌に合わせて歌っちゃうのもご愛嬌。今日はそんな一日。
そんなたわいもない時間を、これからも大事にして行きたいと強く思う(笑)。

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地デジ記念日

2009年01月26日 22時37分13秒 | 日常

本日、我が家の地デジ化が完了。

せっかく見るならそのクオリティを存分に満喫出来る番組がいいよね。
と言う事で、思わずBS朝日の「ハイビジョン紀行・弘前城」なぞを見てしまう私w
今まで14型のテレビが乗っていたテレビ台に乗せるのはちと無理があるか。

これにてひとまず新居移転に関しての施設改善は終了だ。
365日を記念日とするのはなかなか難しいが、それでも今日は地デジ記念日。

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学習能力

2009年01月25日 12時30分17秒 | 日常

(画像:湘南の街を駆ける富士ぶさ)

新居に移ってから一週間、ちょっと余裕が出来たので富士ぶさを撮影して来ました。
今までは東戸塚近辺が多かったんだけど、転居したので湘南地区に。
有名撮影地である鵠沼の踏切はひな人形の五段飾りみたいな人出だったので、ちょっと外れた跨線橋上でマターリと。
線路際の建物の影がちょっと長いが、もう少し日が伸びればいい撮影場所になりそうだ。
画角は狭いが、ちょうど富士山が線上に遠望出来る。

露払いのEF210の貨物列車の後に定刻で今日の富士ぶさ。
山陽地方で降雪があったのか、今日は客車に雪を乗せてやって来た。
富士ぶさオン・ザ・スノー。

昨日のブログをアップしてからハギーさんの自損事故を知った。ご愁傷様なのだが、体が無事なのと車のサルベージが出来たのは不幸中の幸いと割り切って好意的に解釈するしかないでしょうねえ。それくらいでドライブとか自粛するようなタマではないと思うのだが(笑)しばらくは路面状況に相当ビビりが入ると思う。
雪道の怖さ、5年前の大晦日に宇都宮で大雪に巻き込まれて身に染みた。マジでハンドル切っても何にも反応しないと言うのは恐怖ですね。あの時は同乗者が3人いたので助かったのだけど、ちょっとした坂道が上がれなくて後ろから押してもらったもんなあ…あれでスタッドレス換装する決心したんだけども(今年は履いてねえなw)。

 自分もドライブ距離的には僭越ながら人並み以上の経験を積んでいると思うのだが、いくら経験しても普通にクリアしていくだけでは身に付かない「痛い思いをしないと分からない」と言う部分はあって、それはたいてい何らかの代償か授業料を伴う。自分で言えば佐伯事件かなと。
極端な話をすれば、ハンドルを握っている以上事故を起こす可能性はある。幸いにして人身事故までは至ってないが、色んなところで身に染みる思いをしてどんどん燃費重視の安全運転になって行ってますね。最近は。身に染みるような思いはしないに限るが、それで学べるのが人間だもの。みつを。

で、富士ぶさ撮影の帰り道でのひとコマ。
ここ、新居から車で10分くらいのトコなんですがw

どんだけ田舎なんだよ!!!

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