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(最後の小田急顔5063F@愛甲石田~伊勢原間)
今回の小田急3月改正でお役御免となる5000系5063編成は、昭和30年代から続く「小田急顔」の最終編成。実家の近所の駅は、朝のラッシュ時を抜かせば基本的にこの顔(主に2600系各停6連)が10分おき、新宿行きと本厚木行きを上り下りで繰り返すだけの単調な駅でしたが、そんな2600系もとうになく、結局最後の小田急顔は5000系となりました。車歴としては5200系の方が若いんだろうけど、あっちの方は6連で使い道がなくなっちゃった分なくなるのも早かったのかね。5000系のイメージは【←新宿5000×4+5200×6小田原→】の10両急行のイメージが強いですな。もちろん相模大野での分割で6連は急行箱根湯本行き、4連は急行片瀬江ノ島行き。湘南急行も快速急行もなんもなかった時代の事ですが。新宿から家に帰るのは、混んでる5000系急行に乗って、向ケ丘遊園で4番線に止まってる2600系の各駅停車本厚木行きに乗り換えるのがパターンでした(たまに箱根そばの香りに誘われて階段下ののれんをくぐったりもしたがw)。考えてみれば、小さい頃から青春時代、はたまた大学のバイト時代、社会人になってからも、ずーっと小田急ユーザーとしてこの顔と長い間付き合って来たけども、小さい頃からこの顔になじみがあった沿線住民としては、あまりに当たり前過ぎてかえっていなくなっても気が付かないかもしれないなあ。
3月改正でなくなるロマンスカーは特設サイトで運用情報を教えてもらえるけれど、この最後の5000系だけはどうにも神出鬼没。小田急のお客様相談センターに電話すれば当日の運用は教えてくれるらしいのだけども、そんなわざわざ電話かけて聞くなんてマニアみたいな事恥ずかしくて出来ません(笑)。と言う訳で夕方の上りあさぎり@371系を待っていたら、突然3000系の6連にぶら下がって夕暮れの中をかっ飛んで行きましたもので慌てて一枚。中途半端な時間なんで幕灯も尾灯も点けておりませんが、そこにあるのは純然たる小田急顔に田窓が並ぶ、いつもの風景でありました。
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(夏の在りし日、四十八瀬を行く@新松田~渋沢間)
夏場は5000と5200が冷房がいちばん効いてて、いい車両だったね。それとやっぱ小田急通勤車ってのは伝統のアルストムリンク式の台車を履いてないといけませんよ。車軸の支持が段違い平行棒みたいになってて、特殊な形だよね。まあ住金マークの付いたアルストムリンクの台車を履いてるのはまだいっぱいいるけどさ、バクテリアなみのスピードで増殖する3000系があまり好きになれないのも、裾絞りのない日車SUS方式の車体とかボルスタレス台車とか今までの伝統を踏襲してないってトコにもあるのかもしれないね。ってこの文章はヲタ度が過ぎて普通の人は全く意味不明だと思うけど、そうだ全くその通りだと思う人はコメント下さい(レス乞食w)。