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(三茶っ子のオアシス@かしわや)
2012年の大晦日、子供とどこかで乗り&撮り納めにチョイスしたのは、久し振りの世田谷線。家族で「散策きっぷ」を買い、揺らり揺られて三軒茶屋。駅前にある今川焼きの店「かしわや」、本業は立ち食いそば屋なんだがいっつも今川焼きの方に人がいる。ここの今川焼き、パンチの利いた甘さの餡がみっしり入っていて、単純にうまい。これで1ケ80円ってーのはすごくお得な気分になるんだよなあ。街に出掛けたお母さんが、子供への手土産にするにはちょうどいい場所と値段で今日も売れ行き好調です。
焼き立てを貰って、三茶のホームで子供と食べながら行き交う世田谷線の車両を眺める。人々の流れも慌ただしい大晦日。旧型車を駆逐した300系のカラフルなカラーリングは、近所の井の頭線のレインボーカラーのように「次に何が来るか?」と言うコドモ的なワクワク感を引き立てるいいアイテムなんじゃないかと思います。
上町車庫で憩うオレンジ編成309Fと車庫横を行くラベンダー編成307F。世田谷線には女性車掌と女性運転士が相当多く、子供への愛想は相当よろしいです(笑)。新型車両の導入と同時に徹底的なバリアフリー化を達成した世田谷線、乗り降りに段差もなくステップもなく、交通弱者には優しい作りをしております。ただ以前の旧型車時代を知る人間としては、朝のラッシュ時中ドアから後方の車掌に定期券を振りかざしながらステップにハコ乗り同然で車内に突入した時代が懐かしくもあり。
三茶から乗り通すつもりが山下で途中下車。いや、子供が「おだきゅう~!!」とか言い始めたのでw
玉電の山下から小田急の豪徳寺に向かう小さな商店街は、学生時代の面影はなくこぎれいになっておりました。
それでも、名物の満来ラーメンは相変わらず250円と激安だった。
年の瀬の赤堤の街を行く305F@チェリーレッド。道行く自転車の買い物籠は一杯の正月用品か。
一面一線の下高井戸ホーム、下りが近づくとホームから三茶行きの上りが出て行きます。
307Fと305Fの交換風景、ちょんまげパンタも凛々しく。
大晦日の淡い夕日を浴びて305Fが三茶へ。
昼から天気になるとか言ってたけど、結局今日は大した天気でもなかったですね。
撮り収めにしてはちょっとカット数なかったけど、まあいっか。
ちょっと飽き気味の子供を公園で遊ばせながら、2012年が暮れて行きます。
踏切の音が鳴ると、公園の子供たちも電車の行方を見送るために遊びの手を休めてしまう。
「次の電車は、何の色かな…???」
この公園で遊んでる子供たちの中で、そんな会話が何回繰り広げられたんだろうね。
2013年行きの電車は、幸せの黄色い電車。
来年も良い年でありますよう。