青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

栄華の末路

2009年07月30日 22時57分19秒 | 日常

ちょっと忙しくて野球を見るのを忘れていたら、いつの間にかロッテが最下位に転落していた。
とにかく今年はハムにカモられているらしく、対戦成績は本日で何と驚く2勝15敗。
番付が上がった隆三杉ですか?ってか隆三杉もそこまで負けねえよw

その内容も昨日は2点リードの9回2死無走者から逆転負け、今日は久々に早く帰って来てTwellvで試合を見ていたら、8回まで6-1の5点リードからあっという間に逆転負けしてしまったw
リアル風呂入って来る→あ、あれ?って感じの負け方は、神がかって来てすらある(笑)。

バレンタイン政権の末期は恐ろしいほどの空中分解状態で、見ていて面白くなって来る。
何だか知らないが、どの選手も見事に劣化してしまった。
慢心と言えば慢心なんだが…
例えて言うなら、場末の偏差値のひっくい高校の授業風景を見ているようなバラバラ感w
いつ流しそうめんが始まってもおかしくない雰囲気がいい。
最近発売されたロッテリアの「絶妙ハンバーガー」とやらの商品は、まずいと思ったらカネ返してくれるらしいんだけど、アレだね。こんなテイタラクの試合ばっか見させられて、カネ払って球場に行く人間にこそカネ返してあげて欲しいと思うわね。「今の○○選手のプレーは25万円没収」とかね。で、最後まで見ていた有料入場者に均等割りで返金w
どの道チームがヌル過ぎるみたいだから、裁判員制度導入した方がいいw

でも、何気に最近ロッテって最下位になった事ないんですよねえ…

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トライ&エラー

2009年07月27日 22時38分47秒 | 日常
(画像:S字で決めましょう)

大してネタもないので日曜日の続きでしばらくお茶を濁す。

撮影場所は渋沢~新松田間の第二菖蒲トンネル出口。ここは小田急線でもかなり有名な撮影スポットなんだが、短いトンネルを抜ける列車をS字カーブで切り取る、と言う一風変わった撮り方が出来る場所でもあります。

ってか鉄道を撮り始めて最初のうちはいちいちそんな事考えてなかったんだけど、最近は他の人の作例なんか参考にしてどーやったらきれいに上手に撮れるのかな~なんて試行錯誤しながらやってたりする。動きのあるものを構図の中でどう撮るか、そこらへんの詰め方なんかが面白いとこなんですけどね。ウン十万する機材を持っている訳ではないし、マシンガンみたいな連射が効くカメラでもないし、でっけえ三脚を立てて周りにオーラを撒き散らしながらゴリゴリに撮る訳でもないし、このジャンルには実に多くのハイアマチュアな方々がいらっしゃいますので、まあそんな先達さんたちに比べたら大したことはしてないのですが。

さて、この第二菖蒲トンネル出口をどう料理するか。
単純な一本棒で撮るよりも列車全体に動きが出るのがS字撮りの良さでもあるのだが、ここは短いトンネルを活かしつつ全体像を捕えるのがキモ。複線区間でも単線のトンネルが2個あって、なおかつ短いトンネルの向こう側が見通せる状況を活かしたい。
そうなると、ここの状況では「S字の先端のカープの上に先頭車両を引っ張り出してバンクをかけつつ、最後尾を単線トンネルの向こう側に収めて列車全体の躍動感を出す」と言う上記のような撮り方が正解な訳です(笑)。偉そうに言いましたが、ちょっと鉄道写真をかじった人ならここではこう撮るのがセオリーなんでしょうがね。

ちなみにこれは失敗例w
全体の収まりの感じと躍動感が上に比べると劣りますでしょ。
トンネルで車両を隠しつつS字を完成させるタイミングと言うのも難しいし、そもそも6両編成だと後ろが短すぎて構図の中でS字が完成しないので、この撮り方は10両編成の急行列車だけに使える技だと言う事も初めて知ったのだが。

まあこんな感じで、思うように撮れた時はそれなりの満足感があるものなんですよね。
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四十八瀬に綾なして

2009年07月26日 22時24分41秒 | 日常

(画像:四十八瀬川を往く)

「小田急線沿線で、一番車窓の景色のきれいなところはどこですか?」
そう聞かれたら、私は迷いなくこう答えるでしょう。
「渋沢から新松田にかけての、四十八瀬川を往く風景でしょう」ってね。

今日は新松田から渋沢に向けて歩いてみた。
ちなみにこの区間の駅間距離6.4kmは小田急線最長だったりするw
ま~しかし暑かったですよ。今日は。
最近歩き慣れているとはいえ、自動販売機見つけるたびに水分補給してたw

渋沢駅を出た列車が、一つ目のトンネルをくぐる。
車窓に広がるのは、四十八瀬に綾なして走る線路と豊かな自然。
九州にいる某氏に分けてあげたいこの日射し。

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日本最古の引きこもり

2009年07月25日 00時17分42秒 | 日常

(画像:戸隠そば)

少し更新の速度が遅くなっているのは、多忙だからです(笑)。
戸隠と言えばだいたいの人が想像するのが「戸隠そば」。
ってよく考えたら、そばの収穫って秋だから今の時期は完全な時期外れ。
「夏のそばは犬も食わない」って中松警部(@美味しんぼ)も言ってたなw

姨捨でのんびりと風景を撮った後、聖高原から戸隠へ。
ちなみにこの辺り、聖高原なんて言ってますが行政区分は「麻績村」。
これで「おみ」と読むのはなかなか難しいのでは。
ふと昔日本ハムにオーミーと言う外人がいたのを思い出す(笑)。
エエデ政権&ビッグバン打線の頃だったか。

とりとめのないような山道を往く。
崩落注意も「当分の間」と言う事は、やる気がないと言う事で。

お…鬼無里(違)
って鬼無里も今は長野市内なんですねえ。
昔、「長野の鬼無里村には信号が一つしかない」って言う伝説を聞いた事があるが…
その設置理由も、「鬼無里村のガキンチョが長野市内に出た時に信号に驚かないように」と言う事で、
特段付ける必要のない交差点に無理やり付けた信号である、と。
んで、これがそうなのかな?たぶんそうなんだろうなあ。

  

そんなこんなで麻績村から信州新町~小川村を経て戸隠へ。
戸隠の入り口、県道36号線大望峠からのパノラマを。
左の北アルプス方面は、夏の雲に隠れて望む事は叶わず。
それでも清々しく晴れ渡った夏空の青と、緑燃える森の連なりが美しい。
信州の空の青さはなかなかのものだ。
右に見えるはこれから向かう戸隠の山々。
巌猛々しいと言った感じの迫力ある峻嶮であります。

日本百名山にも選ばれた戸隠山。
その山並みを一番美しく眺める事が出来るのがここ鏡池。
早朝の穏やかな時間帯には、鏡のように山の姿が池に映るそうだ。

 

天照大神が隠れたのが天の岩戸。
スサノオの暴虐に心を痛め、アマテラスが固く閉ざした岩扉。
その岩扉を力技で投げ飛ばしたのが、タヂカラノミコト。
で、投げ飛ばされた岩扉はここまで飛んで来て、戸隠(とがくし)山になったんだって。
本当に神話と言うのは話のつじつまがよく出来ているよなあ…
とりあえず宮崎から長野まで遠投なんて、羽生田もびっくりだが(笑)。
目の前の山は、アマテラスの部屋のドアと言う訳ですな。
つまり、アマテラス=日本最古のヒッキーって事ですね。わかりますw

立ち枯れの木が湖面に佇む様も、なかなかに絵になる風景。
しばしここで写真タイム。
もう少し朝の早い時間だったら、陰影が付いてもっと深みのある感じになったかもしれんけど。

戸隠と言えば山岳信仰の修験場でもあり、五社からなる戸隠神社が二千年の歴史を守っている。
その中でも最奥にある戸隠神社の奥社へ参拝してみましょう。
駐車場から約2kmに亘る長い長い参道。

神秘的な雰囲気の社の森は、木漏れ日が柔らかく。
夏の日差しを受けて、鮮やかなエメラルドグリーン。
葉っぱ透かしの一枚を。

途中の山門からは、樹齢400年を誇る杉並木の迫力。
それにしても長い参道だな。
ミュールで歩いてるねーちゃんたち、足痛くなってるだろ。

参道の入り口から30分で、ようやく奥社到着。
今年は七年に一回の式年大祭の年だったとか。
奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社は、
それぞれに祀られている神様が異なるそうだ。
ここ奥社に祀られているのは、タヂカラノミコト。
そう、引きこもりのアマテラスを外に連れ出した張本人なのです(笑)。
と言う訳で、息子がそー言う風になっちゃった親とかは、来てみるといいかもしれませんw
御利益一覧には書いてなかったけどね。

奥社まで往復一時間の歩きを終えると、さすがに汗だく。
参道入り口の茶店の誘惑。
まあ、その前でリアルゴールド飲んでましたがw

お参りを終えた後に、件の戸隠そばを食べに行ったのですが…
まあ、美味いは美味いのかもしらんけど、高いよねw
量も少ないし…
終わった後思いっきり山岡家あたりのコッテリ系ラーメン食いたくなったもん。

まあ何が言いたいかと言えば、味奈登庵見習えとw

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こまやかな風景

2009年07月22日 20時31分56秒 | 日常

(画像:姨捨・田毎の月)

戸隠へ行く道すがら、再び姨捨の地を訪ねてみた。
千曲川の平野を望む山の斜面に棚田が広がる風景は、昨年の冬に訪れて以来だ。
え~と、このブログをご覧になっている方には分かると思いますけど、
棚田の風景って大好きなんですよね。

姨捨駅の交換風景。
山界のスイッチバック駅ですが、意外にも通勤通学客が。
今日は車で来てしまったが、本来なら電車で訪れたい駅です。

姨捨駅の駐車場に車を止め、駅に隣接する姨捨公園へ。
小さな公園だが、山の上から棚田を俯瞰する場所がある。
美しいねえ。
すっかり棚田も夏の色。

さらに同じ場所から、冠着山へ向かって登って来る篠ノ井線を拝む事も出来る。
長野色の115系がゆっくりとカーブを描き、勾配を登って来る。
風景・俯瞰・撮り鉄と一粒で三度美味しいスポットです(笑)。

朝の棚田の中を散歩。
小さな棚田の一つ一つに植えられた稲。
すごく日本人の丁寧さみたいなものを感じるんだよね。
コメへの執念とでも申しましょうか。
こまやかな日本の風景の象徴が棚田だと思います。

おだやかな風景が、階段状になって長野平野に続いている。
棚田の中の農道は散策路にもなっていて、約一時間かけてゆっくり回ってみました。
もちろん農作業の邪魔はしてはいけませんが(笑)。

棚田の斜面から長野市内も一望出来る。
真ん中に流れるのが千曲川ですね。
奥の雲に隠れるのは高社山。

某氏の新居はどのあたりになるのでしょうかw
大きなお世話ですが。 

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