(画像:戸隠そば)
少し更新の速度が遅くなっているのは、多忙だからです(笑)。
戸隠と言えばだいたいの人が想像するのが「戸隠そば」。
ってよく考えたら、そばの収穫って秋だから今の時期は完全な時期外れ。
「夏のそばは犬も食わない」って中松警部(@美味しんぼ)も言ってたなw
姨捨でのんびりと風景を撮った後、聖高原から戸隠へ。
ちなみにこの辺り、聖高原なんて言ってますが行政区分は「麻績村」。
これで「おみ」と読むのはなかなか難しいのでは。
ふと昔日本ハムにオーミーと言う外人がいたのを思い出す(笑)。
エエデ政権&ビッグバン打線の頃だったか。
とりとめのないような山道を往く。
崩落注意も「当分の間」と言う事は、やる気がないと言う事で。
お…鬼無里(違)
って鬼無里も今は長野市内なんですねえ。
昔、「長野の鬼無里村には信号が一つしかない」って言う伝説を聞いた事があるが…
その設置理由も、「鬼無里村のガキンチョが長野市内に出た時に信号に驚かないように」と言う事で、
特段付ける必要のない交差点に無理やり付けた信号である、と。
んで、これがそうなのかな?たぶんそうなんだろうなあ。
そんなこんなで麻績村から信州新町~小川村を経て戸隠へ。
戸隠の入り口、県道36号線大望峠からのパノラマを。
左の北アルプス方面は、夏の雲に隠れて望む事は叶わず。
それでも清々しく晴れ渡った夏空の青と、緑燃える森の連なりが美しい。
信州の空の青さはなかなかのものだ。
右に見えるはこれから向かう戸隠の山々。
巌猛々しいと言った感じの迫力ある峻嶮であります。
日本百名山にも選ばれた戸隠山。
その山並みを一番美しく眺める事が出来るのがここ鏡池。
早朝の穏やかな時間帯には、鏡のように山の姿が池に映るそうだ。
天照大神が隠れたのが天の岩戸。
スサノオの暴虐に心を痛め、アマテラスが固く閉ざした岩扉。
その岩扉を力技で投げ飛ばしたのが、タヂカラノミコト。
で、投げ飛ばされた岩扉はここまで飛んで来て、戸隠(とがくし)山になったんだって。
本当に神話と言うのは話のつじつまがよく出来ているよなあ…
とりあえず宮崎から長野まで遠投なんて、羽生田もびっくりだが(笑)。
目の前の山は、アマテラスの部屋のドアと言う訳ですな。
つまり、アマテラス=日本最古のヒッキーって事ですね。わかりますw
立ち枯れの木が湖面に佇む様も、なかなかに絵になる風景。
しばしここで写真タイム。
もう少し朝の早い時間だったら、陰影が付いてもっと深みのある感じになったかもしれんけど。
戸隠と言えば山岳信仰の修験場でもあり、五社からなる戸隠神社が二千年の歴史を守っている。
その中でも最奥にある戸隠神社の奥社へ参拝してみましょう。
駐車場から約2kmに亘る長い長い参道。
神秘的な雰囲気の社の森は、木漏れ日が柔らかく。
夏の日差しを受けて、鮮やかなエメラルドグリーン。
葉っぱ透かしの一枚を。
途中の山門からは、樹齢400年を誇る杉並木の迫力。
それにしても長い参道だな。
ミュールで歩いてるねーちゃんたち、足痛くなってるだろ。
参道の入り口から30分で、ようやく奥社到着。
今年は七年に一回の式年大祭の年だったとか。
奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社は、
それぞれに祀られている神様が異なるそうだ。
ここ奥社に祀られているのは、タヂカラノミコト。
そう、引きこもりのアマテラスを外に連れ出した張本人なのです(笑)。
と言う訳で、息子がそー言う風になっちゃった親とかは、来てみるといいかもしれませんw
御利益一覧には書いてなかったけどね。
奥社まで往復一時間の歩きを終えると、さすがに汗だく。
参道入り口の茶店の誘惑。
まあ、その前でリアルゴールド飲んでましたがw
お参りを終えた後に、件の戸隠そばを食べに行ったのですが…
まあ、美味いは美味いのかもしらんけど、高いよねw
量も少ないし…
終わった後思いっきり山岡家あたりのコッテリ系ラーメン食いたくなったもん。
まあ何が言いたいかと言えば、味奈登庵見習えとw