めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

木陰で土いじり

2007-08-09 | Weblog
半月ほど前でしょうか?

突然「家庭菜園スペースが余っているから使わない?」という嬉しいお言葉を頂き、即答で「是非使わせてください!」と言ってしまったのですが、、、

実際見てみると一番端の木陰になっているスペースです

まあ、せっかくなので何か植えてみようか?と思い、雑草を抜いたり石を拾ったりと少しずつ作業を進めています。

早朝の涼しいうちに!

と普通なら思うでしょうが、昨日も作業を始めたのは午前10時過ぎ。一番暑くなってくる時ですね


ところが涼しいのですよ。木陰でヒンヤリと作業ができます

「これって畑としてはどうなんだろう?」

と思いつつもとりあえず昼の12時過ぎまでのんび~り作業をしていました。


「立秋」だと言う思い込みがあった為か?昨日の風はなんとなく「秋」を感じました。なんだかものすごく清清しい感じで途中何度もぼーーっとしながら“どくだみ”の根と戦っていました。

木の存在ってスゴイですね。 すぐ隣の畑では太陽がギラギラと照りつけているのに、私は木陰で涼しい風にふかれている。


ガラスの欠片も結構沢山出てきたりして少し危険ですが 時間のある時に少しずつ作業を進めて行こうと思います。




そろそろ梨が気になり始めたと言う事は、やはりどこかで「秋」を感じているのかもしれませんね。

カラカラに乾いた身体に梨で水分補給秋にピッタリな方法です


さあ、今日もボチボチやるとするか

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立秋

2007-08-08 | 二十四節気
暦の上では今日から秋です。

今日からは残暑が続くのですね、、、連日の猛暑で体がかなりマイッテます特に夜は寝苦しい

ダメダメ!これ以上暑い話をするのは止めにして、涼しい話でもしましょう


立秋~何度も言ってますが「立」は「始まり」を意味します。つまり今日からは秋!“立秋の日涼風至る”とあり、風が“熱風”から“爽快な涼風”へと変わります。

そして時の経過とともに、早朝に霧が発生したり、「秋の気」を感じてヒグラシが鳴くようになります。


ちょっと涼しい気持になってきました←単純?


だんだん朝晩が涼しくなり昼夜の気温差が大きくなってきます。風も涼しくなるので外で泳ぐ時には気をつけましょう。

夏の暑さで体力を消耗していて消化器官の機能も低下気味なので、ちょっと冷やしたり不衛生だったりすると下痢を起こしやすくなります。特に普段から下痢を起こしやすい人、年配の方や子供は注意が必要です。


飲食面で注意する事は「酸味を多めに、辛味を少なめに」

「五行説」によると、酸味は肺の気を収め、辛味は発散して肺の気を瀉します。秋の気は「収」に表されるので、自然界と相応するには「酸味を多めに」する必要があるのです。

と言うわけで葱や生姜、唐辛子等は徐々に控えていって、酸味のある果物を多く摂るように心がけます。

秋に摂りたい食品は、胡麻、もち米、米、乳製品、蜂蜜、杏仁等があり、これらは脾胃を補ったり肺や大腸(裏と表の関係)を潤す効果があります。

秋は乾燥の季節ですからね!

その他に肺と大腸を潤す効果のある食材は、梨、柿、柑橘類、バナナ、人参、冬瓜、蓮根、白木耳、豆類、キノコ、昆布等があります。旬の物も多いですね


私は杏仁豆腐が大好きなので是非作りたいと思っています


さあ~今日もがんばろー
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“ねばとろっ”な救世主

2007-08-07 | 薬膳&食療(野菜)
この夏私を“じゃが芋生活(じゃが芋が主食)”から救ってくれた救世主とも言える「ご飯のお供」があります。

それがこのもずくとモロヘイヤの和え物です。

もともと「もずく」が好きで、よく胡瓜と合えて食べていましたが、ある日突然思いつきでモロヘイヤと合わせてみたら、「ご飯にかけて食べたい!」と強く思える出来上がりになりました。

実際やってみるととーっても美味しくて、この夏はよく食べています。

「とろろかけご飯」が好きな人で「もずく」と「モロヘイヤ」が嫌いでない人は気が向いたら試してみて下さい



材料:もずく1パック(糸もずくがベスト) モロヘイヤ1束 紫蘇等好みの薬味

作り方:モロヘイヤをさっと茹でて細かく刻む→薬味も刻む→全部合わせてよく混ぜ合わせて好みの味付けに調味する



簡単ですね 私は紫蘇を入れて酢をしっかり入れて食べるのが好きです。

「糸もずく」だと食感がしっかりしていてとても美味しい是非「糸もずく」で作ってみて欲しいです!

「太もずく」だと、ただのネバネバ&ドロドロした仕上がりになります


モロヘイヤはビタミンやミネラルをたっぷり含んでいる野菜で且つクセが無いので食べやすくていいですね

そしてネバネバの素である「ムチン」と言う成分は、オクラやナメコ、里芋などのネバネバ野菜に共通して含まれているもの。

これは、糖の吸収を遅らせ血糖値の上昇を抑える働きがあり糖尿病の予防に効果があると言われているそうです。

そして胃壁を保護してくれるので、胃の調子があまり良く無い人にもオススメ


忘れてはいけないのが「良く噛む」こと

とろっ としているので、ついついズルズルっと勢いよく食べたくなるかもしれませんが、ガマンガマン

ネバネバしているものはよく滑るので噛み難いですけどとにかくよく噛む!

噛む事による刺激で唾液を始め一連の消化液の分泌が促進されるので、消化しやすくなるのです。

「糸もずく」だと食感が楽しめますが、手に入らなかったり、より食感を楽しみたい!と言う人は、塩もみにした胡瓜やさっと茹でたオクラ等を加えてもいいですね



中国の東北地方では「モロヘイヤ」を見かけませんでしたが、原産地はエジプトらしいので南方では食べられているかもしれませんね。

モロヘイヤはもともと好きなので、今年は1株苗から育ててみたのですが(植木鉢で)高さが20㎝になったあたりで成長が止まり、茎が木のように丈夫になってきて、葉もゴワゴワしています

栄養不足かな~

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猛暑にて

2007-08-06 | Weblog
今朝の天気予報を聞いてかなり落ち込みました


私が勝手に期待していただけなんですけどね、それにしてもあと1週間もこの猛暑が続くなんて

だって、だって、8日は「立秋」ですよ! 秋ですよ、秋

とは言えあくまでも暦の上での話し。それに「立秋」の次は「処暑」になり、そこで「暑さが終わる」事になっていますからね

ちなみに今年の「処暑」は8月23日です。


まだ8月に入ったところですものねぇ。そういえば昔「夏休み」なんてものがあったときには「まだまだ7月が終わっただけ。あと1ヶ月も休みがある~」なんて思っていたなぁ

なんとか暑さを乗りきるしかないのですね


我が家の姫も朝の4時(今朝は4時にもなっていなかった)に超ハイテンションで騒いで餌を催促し、しばらく騒ぎまくった後7時過ぎにはまた寝始めます

始めは猫らしく丸くなって寝ていますが、そのうち暑さでぐったりし始めて、だんだん“だらしない”姿になってきます。

その毛皮を見ているだけで暑そうですものね

そして最終的には「よくそんな格好で静止していられるねぇ」と言うような格好で寝ているので、先日写真に撮っちゃいました


もう少し頑張ろうね~


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山芋と梅干のお粥

2007-08-05 | 薬膳&食療(野菜)
昨日は本当に暑かった

午前11時ごろには既に意識が朦朧として、、、今日はどうしたのかしら?

と思っていたら、なんと昨日の最高気温は35度あったそうでどーりで過ごしにくいわけだ。

「お昼に台所で火を使うなんてイヤ!」

そう思って朝から用意しておいて良かったです。


実は残り物をさっとアレンジしただけなんですけどね。

前の晩のおかず「山芋の梅和え」が少し残ったので、冷やご飯に合わせてさっと炊いただけ。“アレンジ”と呼べるかどうかも怪しいくらいの簡単さ

でも彩りキレイで愛らしい出来栄えです

山芋もご飯も同じ白色なので目立たないかな?と思いましたが、梅干のお粥だけよりもなんとなくやわらか~な印象です。 

そんなに煮込んでないので山芋のシャキシャキした食感も少し残っていていい感じ


山芋は何度も紹介していますが、有名な「六味地黄丸」と言う補陰薬の中にも入っています(生薬としての加工がしてあります)。脾の陰を補い、丈夫にする効果があるので「胃腸が弱くて下痢しやすい」なんて人にはピッタリの食材です。

私は下痢しやすくは無いですけど脾胃は弱く夏バテ気味で食欲も落ち気味なので、この夏は何度か買ってきて使っています。

クセが無く火の通りが早いので、お味噌汁にちょっと入れたり、炒め物に入れたりと大活躍!


お粥は冷蔵庫から出してしばらくおいて常温で食べると胃に負担も無い適温になります。

梅干を入れたことでよりサッパリして美味しく食べれました。


ちょっとモノ足りないかな?とも思ったけど、胃を休ませる為に間食はガマンガマン

おかげで夕食は「お腹がすいた!早くご飯食べたい!!」と思え、しっかり食べる事が出来ました

茹でたての枝豆が美味しかった~

ザルに山盛りの枝豆って「これぞ夏!」って感じです

また近いうちに茹でよっ

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真夜中の脱走

2007-08-04 | Weblog
我が家のギャング達は、温度管理されず自然のままの環境で生活しています。

とは言えこの暑さ 以前ある人から「水温管理には十分気をつけるように」と言われた事もあり、保冷剤を毎日水槽の上に置いています。

大昔の冷蔵庫のようですね

昨日も暑く、昼間水槽を見たら“ジャイアン子”が保冷剤(水色)のすぐ下にまで上ってきています。

「涼んでいるのかな~」

この時はこんなにのんき&オメデタイ事を考えていました。


昨夜夜中、、、急に大黒柱が「ジャイアンどうしたの」と叫びだしたのです。

何事?と思いどうしたのか聞いてみると、「脱走している!」との事。


翌朝聞いてみると、耳元でガサガサ音がするので目が覚め、枕元をみたらジャイアン(子)が歩いていたそうです

そしてその後ろを姫がついて歩いていたそうです


脱走経路はマンション(白いケース)から斜め上の天井(蓋)に空いている小さな穴。

と言う事は、、、、

涼んでいるのではなく、脱走を企てていたの






私って“おバカさんっ”

これじゃあいつまで経っても大黒柱に「世間知らずの子供」扱いされるワケですよ


それにしても、ジャイアン(子)が押し入れとかに入っちゃう前に気付いてよかった~
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身近にある薬膳食材~橘皮~

2007-08-03 | 薬膳&食療(果物)
先日煮込んでおいた豚のスペアリブ

2つの味付けを楽しもうと思い、半分はそのままポン酢で、もう半分はしっかりとした味のタレで煮込むことにしました

煮込んで脂を取り除いたとは言えコッテリ肉なので、消化の助けになるように何か薬膳食材を入れようかな~ 

と考えていたところ、オレンジのマーマーレードがあった事に気付き、マーマレード&醤油にお酒とお酢を少し足してタレを作りました。

マーマレードは「橘皮」として働いてもらいます。

一般的に生薬としては「橘皮」の年代物である「陳皮」が使われることが多いです。気の巡りを良くする働きがあります。

実際何十年も経っているわけではなく、「古ければ古いほど良い」という意味が込められているようです。

だから実際の生薬で使われている「陳皮」がはたして何年物なのか?はナゾです。

我が家にある「陳皮」は5年前に漢方薬局(日本)で購入したもので、購入当時はもう少しキレイなオレンジ色がでしたが、今では茶色っぽくなっていて使用をためらいます

とは言え直射日光を避け適温で保存してあるので、蓋を開けるととーってもよい香りがします。


今回は“身近にある食材でお手軽薬膳”と言う事でマーマレードを代用

「消化を助ける」と言うと、消化促進効果のある「消化薬」という分類の薬を使うことを考える人が多いと思いますが、それ以外にも方法があります。

それが「気の巡りを良くする」です。

消化器官が働くパワーの源は「気」です。そして、気が上手く巡る事で消化活動もスムーズに行われます。

と言うワケで「気の巡りを良くする」事だけで消化を助ける事になるのです

実際「消化薬」を使うときも、「気の巡りを良くする」薬を合わせて効果をより高めたりします。 


「気の巡り」って重要なんですね!



たとえ薬膳食材を使っていなかったとしても、もっと簡単に「気の巡りを良くする」方法があります。

それは、、、 「気分良く」いることです。

だから食事の前後を含め食事の最中は、「楽しく」食べる事が重要です。

ガミガミ怒ったり文句を言ったりなんてもってのほか!

長く顔を合わせるのでついつい言いそびれてしまった事をあれやこれやと言いたくなる気持ちも分かりますが、やはり「楽しい」気持ちで食べたいものです。

身体は全てつながっています。

消化だけではなく便秘や下痢にも大きく関係してくる事なので軽視できないですよ



朝のトーストやヨーグルトにマーマレードを添えて、楽しく食べて気持ちよく1日をスタートさせるのもいいですね



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マメマメしい煮小豆

2007-08-02 | 薬膳&食療(豆/穀類)
昨日朝から水に漬けた小豆をどうやって煮るか?

考えた末、部屋の湿度と温度の上昇を避けたいので同時調理で蒸し煮にしてみました。

ちょうど豚のスペアリブを圧力鍋で煮ようと思っていたので、圧力鍋にスペアリブと水を入れる→中板を敷く→ステンレスのお弁当箱に小豆と水を入れ中板の上にのせる→火にかける→蒸気が出て2~3分弱火で加熱→タオルケットに包んで保温

という感じで調理してみました

お弁当箱には蓋をしてあるのでお互いにニオイが移る事も無し!

ぐつぐつ煮ないので豆の形がそのまま残っていて、蓋を開けるとまるで米が炊き上がったかのようです。

私はなめらかな「こしあん」もマメマメしい「つぶあん」もどちらも好きなのですが、家で気軽に食べるにはマメマメしい方がいいですね。


小豆→甘味、平性.利尿効果があり、主に下半身のむくみを治す。熱毒を消し、細菌性の下痢の後お腹が張り飲食不可の時に茹で汁を飲むとよい。


となっています。簡単に言えば「利尿」と「解毒」ですね。

日本の料理本によると、小豆を煮る時には「一度茹でこぼす」とありますが、これは一番煎じの液なので小豆のエキスがたっぷり含まれています。「一番だし」と同じようなもの!

なので私はそのままにして煮続けます。

お砂糖たっぷりで煮ると頻繁に食べる事はできませんが、薄塩味も結構いけますよ「マメ」として食べると違和感ないです

日本以外の国では塩味でその他の「マメ」と同じように調理する事が多いようなので、欧米では特に「甘いマメ」と気持ち悪がられたりするようです。

確かに、大豆で作った甘~い「あんこ」を想像するとちょっと気持ち悪い

とは言え、日本食ブームによって「甘い小豆の餡」を楽しむ人が増えてくるかもしれませんね。


さあて、この煮小豆で何を作ろうか???

杏仁豆腐にマメをトッピング、小豆寒天、、、、あっ寒天買ってこなきゃ

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保存容器

2007-08-01 | Weblog
雑穀やら豆やら生薬やら沢山ある我が家。

取り出しやすいように保存しないと忘れてしまうので、見やすい様に保存する事も大事です。

以前は透明の瓶に入れて保存していたのですが、2~3割ってしまってからはペットボトルに保存するようになりました。

軽いし割れないし、密閉できて中も見えて、積み重ねられて、いい感じです

普段あまりペットボトル飲料を飲まないので数をそろえるのに時間がかかりましたが、それでも今では20個以上になっています。

その中でもお気に入りなのが、台湾から連れて帰ってきた左の2本です。
椰子の実をその場で割ってジュースをペットボトルに入れて売っていたもの。

スリムな形に一目ぼれ 

大事に大事に持って帰ってきました


今朝突然「小豆を煮よう」と思い立ち、ガサゴソと取り出していた時に見つけて久しぶりに眺めたくなったので並べてみました。

左から「ガルバンゾー(ヒヨコ豆)、緑レーズン、小豆」です。


小豆を煮て何を作ろうか??

こうやって色々と考えるのって楽しい~



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