澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

四川省・大地震の被災者を救援しよう

2008年05月14日 00時56分01秒 | Weblog
昨日、中国映画「胡同のひまわり」(2005)を見ていたら、1976年に起きた唐山大地震の際に、北京の胡同(フートン)に住む人々が避難する光景が描かれていた。当時の中国は、外国の通信社の取材など一切許可しなかったので、この映画で地震の当時の模様を知ることが出来た。
映画は「現代化」に伴う経済発展によって急速に失われていく胡同の生活を描いていた。これを見ると、どこの国でも、いかなる政治体制でも、市井の人々の暮らしはさほど変わらず、共感を覚えることも多い。


今回の四川省・大地震では、中国のマスコミがきちんと被害状況を発信していることに好感を覚える。香港のブログでは、「聖火リレーを中止せよ」という書き込みも見られたという。その後、中国オリンピック委員会が聖火リレーの縮小を決めたのも、中国に「世論」というべきものが生まれつつあるのだと感じさせる。


「ラサ暴動」「毒入りギョウザ」など、最近の中国には腹立たしいことも多い。一部のブログでは、今回の地震で喜んでいるようなものも見受けられる。
だが、地震は「明日は我が身」、率直に被災者を救援しようではないか。