またまた「グリーンピース」がおかしなことを始めた。
日本の調査捕鯨で捕られた鯨肉を乗組員が無断で持ち出している疑惑について、環境NGO「グリーンピース(GP)・ジャパン」が15日、東京都内で記者会見した。船から配送されたという段ボール箱に入った塩漬けの肉を「証拠品」として示し、疑惑解明や調査捕鯨の見直しを訴えた。同日午後、乗組員ら12人を業務上横領の疑いで東京地検に告発する。
GPによると、箱に入っていた鯨肉はベーコンの原料になるウネスと呼ばれる部分で23.5キロ。市価で11万~35万円相当という。星川淳事務局長は会見で、「調査捕鯨には税金も使われている。日本の信頼にかかわる問題で、政府は徹底して真相解明する必要がある」と話した。また、水産庁に対し、調査捕鯨を実施している財団法人日本鯨類研究所などの調査捕鯨許可を停止するよう求める文書を送ったという。
何故、グリーンピースがこの一件を知ることが出来て、当該鯨肉まで入手出来たのか?もし、調査捕鯨船関係者に了解なくして、鯨肉を入手したのなら、これは間違いなく犯罪行為なのに、ニュースではその点が全く触れられていない。違法行為がなかったとすれば、調査捕鯨船関係者の内部告発があったということになる。”鯨を守れ”という欧米流イデオロギーに毒された関係者の家族が、内部告発したということだろうが、それにしても後味が悪い事件だ。
(財)日本鯨類研究所のコメントによれば、乗組員に鯨肉を渡すのが慣例になっていたという。それを「業務上横領」とは…!
目尻をつり上げて、告発状を読み上げる「グリーンピース」の担当者を見ていると、まるで「オウム」の信者そっくりで、キツネ憑きのようだった。
「環境」「鯨」等々、保護を唱えるのは自由だが、まるで何かに洗脳されたかのような行動にはとても賛同できない。これを大々的に採り上げるマスメディア(特に朝日・毎日系の)は、本当に日本が嫌いなのだなと思うのだ。