台湾総統の就任式で台北を訪れた石原都知事が、次のように”吠えた”と伝えられている。
「四川省は原爆のメッカだからな」。東京都の石原慎太郎知事は19日、訪問先の台北で、中国・四川大地震について、中国政府が当初、各国からの援助隊派遣を断っていた事情について、こう解説してみせた。
石原知事は同日、馬英九新総統の就任式に出席するため、知事就任以来7度目の台湾入り。同日午後にはこの日、総統任期の最後の日を迎えた陳水扁総統と会談。陳総統の前で「台湾は自由社会だ」とベタ褒めし、筋金入りの“親台派”ぶりを見せつけた。
石原知事は会談で、「台湾の個性」を強調した陳総統のメッセージに心を打たれた様子で、会談終了後には報道陣に対し得意の中国批判をすかさず開始した。
まずは、日本と台湾のマリンスポーツ交流のアイデアを披露した上で、「発展途上国とは様子がだいぶ違うから、これだけの消費性のある社会になれば若い人たちのホビーが経済的に膨らんでいく。そんな手伝いは簡単にできますよ。中国だったらできないね。そんな余裕ないんだから」と述べた。
さらに、四川大地震については「本当にお気の毒だ」とした上で、「四川省は原爆のメッカだからな。核の装備、施設全部あそこにあるんだからね。援助(を受ける)という形で簡単にオープンにできない節もあったのだろう」と、中国政府の事情を独自“分析”。「災害対策はぜんぜん進んでないし、危機管理の能力がない」とバッサリ切り捨てた。
石原知事は「辞める寸前に台湾は台湾なんだ、決して中国ではないんだ、と。人間の尊厳は自由と独立。私はやっぱり、自由と独立を大事にする人間だし、台湾が香港の運命をたどることがないように願っているし、そのための協力はするつもりでいる」と語気を強めて、総統府を後にした。
石原知事は北京五輪の開会式に招待されているが、出欠席については明言を避けている。
どうにもならないいつもの放言だが、こんな男が「親台湾派」では、金美齢氏、許世諧氏などもかえって迷惑なのではないか!?
石原が都知事在任中に東京直下大地震が起こったら、中国人は「それ見たことか」と思うのではないか。石原のKYぶりには呆れいるばかりだ。
新銀行東京の問題を見ても分かるように、手柄は全部自分のもの、責任はすべて部下に押しつける、これが石原の本性なのだ。
こんな男が都知事とは…。日台間系にも日中関係にもマイナスでしかない。