澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「神の医師」を作り上げたテレビ朝日

2010年08月08日 11時05分59秒 | マスメディア

 先日の「報道ステーション」で採り上げられた特集「神の医師 101歳の戦後」だが、ネットを検索してみると、多くの人が”感動”したようなのだ。だが、この美談が実は意図的に作られたものであることを指摘した。

 ことの経緯は別の日付の本ブログを見ていただくとして、下記のYouTube映像で気づいたことがある。この映像をUPしたのは、JapWarCriminalsという人物で、60歳の米国在住中国人らしい。Japとは聞き捨てならない言葉だ。JapWarCriminalsとは「戦争犯罪者の日本人野郎」という意味だ。
 
 映像の中には「毛主席」という言葉が何度も出てくる。戦争犯罪という「原罪」を背負う「日本人野郎」に対してさえも、毛主席の中国共産党はこんなにも慈悲深い…こういう宣伝話なのである。中国国内では共産党の宣伝材料に、日本では「感動美談」として使えるのなら、一挙両得という次第。テレビ朝日は、これを何の検証もせずにそのまま放送し、多くの人に「感動」を与えてしまった。

 中国にまつわる「美談」は、鵜呑みにしてはならない。それくらいのことはテレビ朝日も承知のはずなのに、何故こうなるのか?  この「美談」を放送したのは、私の知る限りでは「テレビ朝日」だけだ。つまり考えられるのは、意図的に「美談」を作り出したということだ。
 テレビ朝日の責任は重大だ。 

《百歳侵華老兵在華贖罪~百歳の侵略日本兵が中国で贖罪》