澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

尖閣ビデオ流出事件 海保船員を守ろう!

2010年11月10日 18時06分18秒 | マスメディア

 尖閣ビデオの流出事件で、メル友から連絡が来た。海保職員の行動を支持する立場から、海保本部に抗議行動を呼びかける内容だった。

 夕方のTVを見ると、テレビ朝日系では「犯罪はよくない」という論調が主で、民主党政権へのダメージをできるだけ軽減することを狙っているかのようなコメントが添えられた。一方、フジTV系列では、木村太郎氏が「出頭してきた海保職員を逮捕する意味があるのか」と疑問を投げかけた。TV局によっても、このように大きな温度差があるのだ。

 国家公務員法の守秘義務違反なんて、大した犯罪ではない。これに引っかけようと思えば、ちょっとしたことでも違反になってしまう。罰則も大したことはない。それよりも、公務員の元締めである菅直人の「職務専念義務」は、きちんと果たされているのだろうか? 隣国の恫喝に怯えて、前言を翻すような首相を最前線の職員がどうして信用できるというのか?

 メル友によると、ビデオを流出させた海保職員を犯人扱いしないよう求める抗議文の宛先は次の通りだ。

皆様へ下記のコメントが有りましたので、下記へ転用しました。

心有る日本人全員で、この英雄を守りましょう!


日本領海内で乱暴狼藉を働いた中国人船長を無罪放免にしたクセに、命を張って

尖閣ビデオを愛国的開示した海猿を逮捕するなど、考えられません(怒怒怒)!

皆で、この英雄を護りましょう!

第五管区海上保安本部に応援メール・FAXを送りましょう。

第五管区海上保安本部

〒650-8551 神戸市中央区波止場町1番1号

メール:soumu-5@kaiho.mlit.go.jp
 
電話番号:078-391-6551(代表)

FAX:078-391-6870

 

 

 
 


尖閣ビデオ流出事件の”犯人”カミングアウト

2010年11月10日 12時34分49秒 | 社会

 たった今、明らかになった尖閣ビデオ流出の”犯人”。第五管区海上保安部の職員だという。
 国家公務員法に規定した「守秘義務違反」に抵触するとして懲戒処分を受けることは必至で、しかも公務員としての将来は閉ざされたも同然だ。にもかかわらず、彼は自ら名乗り出た。

 尖閣事件について、菅首相は「私の対応は、5年あるいは10年後にああそうだったのかと理解されるようになる」と強弁した。仙石官房長官は、国家の根幹に関わる問題を卑近な法律論に矮小化し、逃げ切りを図ろうとしている。野党時代は、口汚く政権政党を攻撃していたにもかかわらず、いざ自分がその立場になると、自民党以上の卑劣な権力保持を図る”全共闘”カップル。こんな輩に政権を託した我々にも大いなる責任がある。

 ビデオ流出の”犯人”は、守秘義務違反と言うよりも、熱心に”職務専念義務”を果たそうとした結果、本来責任負うべき政府首脳が”職務”を放棄したことに憤り、このような行動に出たと解釈すべきだろう。 

 中国のあの暗愚な文革期に、「革命無罪」という言葉で、共産党や政府の高級幹部が紅衛兵につるし上げられ、多くの人が裁判手続きもなく非業の死を遂げた。仙石は官房長官就任の談話で「政治の文化大革命を始める」と語った。文化大革命の顛末を知るものにとっては、この発言にはゾッとしたに違いない。紅衛兵と仙石には、暴力や法手続論という手法の違いはあるにしても、あらゆる権謀術策で政敵を打倒するという共通点がある。まさに仙石は、中国との野合、売国的妥協を図るためには、海保や検察の現場に責任を転嫁して、自らの政治的利益を得ようとする政治屋である。

 ネット上では、ビデオ流出者を「愛国無罪」にせよという意見が主流だ。仙石が「法匪」として法律論を振りかざすのならば、それに反対した”犯人”は、直ちに愛国無罪になるべきだという、この議論に私は全面的に賛同する。

 佐々淳行氏は、先日のTV出演で、「この”犯人”は正々堂々と名乗り出た方が良い。守秘義務違反などは大した犯罪ではない。私はこの”犯人”の弁護を買って出るつもりだ」と語っている。

 

海保職員「流出に関与した」自ら名乗り出る 尖閣ビデオ流出

産経新聞 11月10日(水)12時8分配信

海保職員「流出に関与した」自ら名乗り出る 尖閣ビデオ流出
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動画投稿サイト「YouTube」に投稿された、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ(同サイトより)  (写真:産経新聞)
 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、海上保安庁第5管区海上保安本部(神戸市)の職員が「映像流出に関与した」と自ら名乗り出たことが10日、わかった。同庁は同日、この職員から聴取を進め、事実確認を行っている。

【動画で見る】流出した中国漁船の体当たり動画

 事件をめぐっては、検察と警視庁が、国家公務員法(守秘義務)違反容疑などで捜査に乗り出している。海保が、検察などと連絡をとっているとみられる。

 映像は4日、インターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開された。海保の巡視船「よなくに」「みずき」に中国漁船が衝突した場面や漁船が違法操業している場面を撮影したもので、約2分半~11分半の計6本、合計で約44分間あった。映像の投稿者名は「sengoku38」となっており、4日にユーチューブのアカウントを登録。5日に自ら映像を削除したが、コピーされた映像がネット上に多数拡散している。

 海上保安庁や検察当局のこれまでの調査などで、映像の長さや挿入された字幕などから、映像は石垣海保が証拠資料として数時間あるとされるオリジナル映像を編集、那覇地検に提出した十数種類の映像のうちの一つと判明。海保は現地に職員を派遣。関係者への聞き取り調査のほか、石垣海保のパソコンの履歴を解析するなどして、流出元の特定を急いでいた