さきほど、大学の授業で教授から聴いた話。教授は、「国際関係論」の講義の冒頭で、尖閣事件について次のような話をした…
尖閣事件のビデオを流出させたという海上保安庁職員「sengoku38」氏は、YouTubeにUPロードする以前にマスメディアに接触して、ビデオ映像を流せないかと依頼していたそうだ。依頼されたそのTV局は、「一社だけではできない」と回答したので、仕方なくYouTubeにUPしたそうだ。もし、ビデオ映像がテレビで放送されていれば、それはマスメディアのスクープという形になるので、海保職員が逮捕されるというような事態は避けられたはずだ。この海保職員の映像(放送では、モザイク入り)をスクープしたのは、日本テレビ系列(NNN)なので、そのTV局とは読売テレビではないかと推測できる。( 注)
教授は、数週間前、「読売新聞」に尖閣問題を論評している人なので、マスメディアから聴いたという話は極めて信憑性が高い。
では、何故、マスメディアは、この肝心な部分を報道しないのか。それは、既存メディアの怠慢が暴かれ、既得権に守られた「裸の王様」であることがバレるからに他ならない。
海保職員は、自分の公務員人生を差し出して、このビデオに託した。にもかかわらず、マスメディアはその受け取りを拒絶した。
無能な売国内閣には、それに見合った卑劣なマスメディアがあるということか。マスメディアは、海保職員の一生をかけた戦いを封殺してしまった。
(注) 読売テレビによると、sengoku38氏は、ビデオをYouTube上にアップロードしたあと、読売テレビに接触したことになっている。
尖閣諸島中国漁船衝突事件 流出ビデオ 1/6 コピー転載 China invades Japan