娘の結婚式が終わり帰宅した。
人前結婚で宗教色は一切なし、新郎新婦の学生時代の友人たちが、子供の時からの写真やインタビューを交えてビデオを制作・披露してくれた。30年前甲子園出場で話題になったK高校という公立高校があった。新郎はその同じ高校の野球部キャプテンだったので、高校時代は本気で甲子園を目指したそうだ。出席した野球部の先輩・後輩が元気で賢そうだった。北国の大学では数学を専攻、ずっと寮生活だったそうで、その友達は皆似たようなタイプだった。
娘は高校・大学とエスカレーターだったので、その友達が中心。みんな上品で礼儀正しく、ちょっと驚いた。娘はあんな友達と付き合っていたかと。中学校のときの友達は、ざっくばらん。ひとりはわざわざ勤務先の北京から帰ってきてくれた。 1月、娘が北京に行ったとき、その友達が開口一番「通りで人にぶつかっても、謝ってはダメだよ」と言ったそうだ。異国の地で苦労をしているのだなと感じた。
義父、義母ともに、病気がありながら、出席してくれた。初めての孫の結婚式だった。
一番、じ~んときたのは、バージンロードでマントヴァーニの「シャルメーヌ」が流されたこと。娘がわざわざ選んでくれたのだと知ったときは、本当に嬉しかった。考えてみると、この曲は近年聴く気分にならなかったのだが、やはりいい曲だなと思う。
帰りは、大きなクリスマスツリーが飾ってあった。娘たちは、これを帰りに見てもらいたくて、12月の結婚式にしたのだそうだ。
結婚式はつつがなく終わったが、まだまだ人生の山谷は続きそう…。
Charmaine - Mantovani.wmv