YouTubeで「台湾美人になぜ親日なのか聞いた」という映像を見つけた。
「親日的」と言われる台湾だが、その理由がこれを見るとよく分かる。やはり「祖父母から日本はよいと聞かされて育ったから」というのが一番らしい。「もし台湾がアフリカ諸国のような取り扱いをされていたら、今もひどい状態だったと思う」という感想もある。
こんな意見を聞いたら、「キミは植民地主義を肯定するのか」「帝国主義の国家がよいことをするなんてありえない」など、紋切り型の反論をする知り合いが、まだ周囲にもいる。彼は、いまだに階級史観、発展史観に呪縛されているから、自分の”理論”に不都合な真実は見ようともしないのだ。
確かに、自国の近現代史を蔑み、そうすることによって「進歩的」ポーズをとる似非市民には、到底認めがたい話だろう。尖閣事件が起きてもなお、「話し合いが必要」「自衛隊の配備強化反対」を叫ぶ「護憲勢力」が数多く存在するこの国のことだ。
だが、この台湾美人の歴史を見る眼は、平和呆けした日本人よりもずっとリアルで鋭い。
[外国人との議論Vol.09] 台湾美人になぜ親日なのか聞いた