《雪のさざえ堂》
我家の居間に、何年も前に描いたさざえ堂のスケッチが掛けてある。飯盛山に抱かれる戸ノ口堰洞門と厳島神社境内の心落ち着く風情が好きだ。
今朝は春の雪のような大きな雪が、ときどきしんしんと降っていた。いつもの散歩コースから少し足を伸ばし、久々に飯盛山の厳島神社にお参りした。
神社の坂の参道は凍てついた雪道だったが心温まる滑り止めの砂がまかれていた。改めてこぢんまりした静かな雪の境内を巡り、忘れられない趣に浸った。
かつて白虎隊士がくぐった戸ノ口堰洞門からは、猪苗代湖からの灌漑用水が境内を縫うようにどこまでも清く流れていた。いつか自分も水浴びをした流れの傍らには戸ノ口堰水神社がひっそり立っていた。この雪の中を訪ねた足跡が畔まで続いていた。誰かもこの流れを見つめ、私のように時の流れを思ったであろうか。
境内にはもう一つのお堂、子育地蔵尊があり、近在の人が詣でて団子さしを納めていたが、この感謝の念がとても尊く思えた。冷たい凍てつく手を合わせ、今年一年の家族の健康と幸せを祈った。
(参)拙ブログ 2006.12.17 「街中散歩 飯盛山」
我家の居間に、何年も前に描いたさざえ堂のスケッチが掛けてある。飯盛山に抱かれる戸ノ口堰洞門と厳島神社境内の心落ち着く風情が好きだ。
今朝は春の雪のような大きな雪が、ときどきしんしんと降っていた。いつもの散歩コースから少し足を伸ばし、久々に飯盛山の厳島神社にお参りした。
神社の坂の参道は凍てついた雪道だったが心温まる滑り止めの砂がまかれていた。改めてこぢんまりした静かな雪の境内を巡り、忘れられない趣に浸った。
かつて白虎隊士がくぐった戸ノ口堰洞門からは、猪苗代湖からの灌漑用水が境内を縫うようにどこまでも清く流れていた。いつか自分も水浴びをした流れの傍らには戸ノ口堰水神社がひっそり立っていた。この雪の中を訪ねた足跡が畔まで続いていた。誰かもこの流れを見つめ、私のように時の流れを思ったであろうか。
境内にはもう一つのお堂、子育地蔵尊があり、近在の人が詣でて団子さしを納めていたが、この感謝の念がとても尊く思えた。冷たい凍てつく手を合わせ、今年一年の家族の健康と幸せを祈った。
(参)拙ブログ 2006.12.17 「街中散歩 飯盛山」