エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

秋のドライブ

2008-11-06 | 日々の生活
          【収穫間近のフジ】

   
 三連休を避けて、昨日紅葉狩りに出かけた。
 喜多方から米沢方面へ、田沢のソバを食べ、米沢のリンゴを求めてのドライブだ。
喜多方の池にはハクチョウは見えなかったが、オナガガモ、マガモ、ホシハジロなどの冬鳥たちが小さな池でゆっくり羽を休めていた。

 
【昔の熱塩駅】

大峠の登り口の日中線記念館をゆっくり見た。旧国鉄日中線の終着駅「熱塩駅」は、現在は記念館となり貴重な資料が展示されいる。日中線は喜多方と熱塩加納村を結ぶ11.6㎞のローカル線、昔は米沢まで結ばれる計画だったが、太平洋戦争の戦況悪化で計画は頓挫、昭和59年に廃止されてしまった。米沢までつながっていたら会津若松もまた別の発展があったであろうと思った。熱塩駅ホームや構内の様子は昔のままがは残されていて、脇にはラッセル車両が保存されている。
 ようやく里まで下りて来た紅葉、大峠は盛りを過ぎたがやはり見事だった。
  

 道の駅「なごみ」は、昼時だが平日でもあり空いていた。オーダーはいつもの盛りそばの大盛り、相変わらず美味しかった。米沢の町に近づくと、相変わらずの大がかりな雪囲いがもう始まっていた。若松に比べてあまりに大げさな雪囲いで驚いていたが、ともかく雪が深いから当然だ。

 シーズンにいつも立ち寄る道ばたの果樹園で、リンゴの味を確かめながら沢山買った。フジはまだだったが、傍らのリンゴ畑には真っ赤なフジがたわわに実って収穫を待っていた。しゃきしゃきして美味しい「陽光」と、初めて聞いた「紅将軍」というのリンゴを求めた。サービスに大きな「世界一」をいただいた。
 所々で色付いた木々を撮影しながら米沢方面へのゆっくり快適なドライブだった。