エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

そこまで来ている春

2009-02-15 | 自然観察
           【午前中は風もなく、のどかな春の日にラックも気持ちよさそうだ。】

 嘘のように雪の少ない冬だ。昨日は関東以西は春一番、県内もぽかぽか陽気だった。
今朝の散歩は、雪の消えた畑に温かな朝日がほんとうの春を感じさせた。

庭には、春を喜ぶシジュウカラのさえずりが一段と大きく響いていた。
ツンツンと何かを突く音が聞こえた。車のサイドミラーに来て、鏡に映る敵?をつついているではないか。しばらくシジュウカラの楽しい行動を観察した。
 多分、自分の姿を眺めたり、遊び気分でいるのだろう。しょっちゅう来ているので、止まってゆっくり鏡を見れるようにダンボーで台を作ってやった。



所々に、黄緑色のスイセンが濡れた落ち葉を持ち上げて芽を伸ばしていた。クマシデの新芽もかなり大きくなっている。青空にナナカマドの新芽が紅く映え、ナツツバキは銀色に輝いていた。庭のすべてが生き生きと感じられたのは気のせいばかりではない。


天気予報では、今晩からはしばらく雪の日が続きそうだ。3月はじめに猪苗代でフリースタイルスキーの世界選手権が開催されるが、雪不足で、スカイラインあたりから雪を運んでいるようだ。春はそこまで来ているが、いい大会ができるように、もう少し雪が降って欲しいと思っている。

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