【北帰行を前に 猪苗代湖 笹山浜】
今朝のサンデープロジェクトは1000回記念で、討論があった。テーマは「日本が拠って立つものとは?」
最近は政権がらみのテレビ番組が多いが、普段はストレスばかり感じていて、政治不信に陥ってしまっている自分には、いい討論だったと思う。
与謝野大臣が出演した。田原さんはさかんに消費税を無くせと言っていた。大臣は、一応は検討はするとは言うが、まず駄目だろう。羽田の第5滑走路構想については進めると断言していた。
その後の討論会が良かった。西部邁氏、中谷巌氏、櫻井よしこ氏、姜尚中氏の4人の多様な認識論にいろいろ考えさせられた。
討論の導入は、出演者の「私のよりどころは?」だった。
櫻井氏は「武士道」を中谷氏は「日本人の美意識」、姜氏は「地域の歴史的認識」を上げていたが、共通して歴史を知ることはたしかにひとつの解ではなのかと思った。それらをノスタルジックに回帰するのではなく、それら歴史を遺産として、日本の進むべき方向ビジョンを打ち立てなければと思った。
スクラップしていた新聞で、オバマ大統領就任演説の全文を読み返した。
「我々の祖先が支払った犠牲を心に留めながら、・・・」
「新しい責任の時代」「我々が問うのは、政府が機能しているかどうかだ。」
「我々のつぎはぎ細工の遺産は強みであって、弱みではない」
等々の一節が心に響く。
かつての繁栄と現実の苦悩を国民と共有するアメリカのリーダー、その姿にある種の感動を覚えた。それに引き替え日本の政治家は・・・と。
グローバル化した現代社会は複雑すぎる。ここ数年間で日本の社会が変わってきたように思える。それは貧困な政治の結果のような気がしている。日本をどうしていくのかビジョンが示されない。政治家は日本の行くべき道を真剣に考えていかなければならない責任がある。誰もが、地域社会を構成する住民一人一人を大切にする政治を望んでいるのに、今の政治家にそうした自覚や使命感、気概が感じられない。自己の保身、名誉ばかりを求める政治家像しか浮かばない。命がけさが感じられない。オバマのような本当に国を愛するリーダーは現れないのだろうか。
今朝のサンデープロジェクトは1000回記念で、討論があった。テーマは「日本が拠って立つものとは?」
最近は政権がらみのテレビ番組が多いが、普段はストレスばかり感じていて、政治不信に陥ってしまっている自分には、いい討論だったと思う。
与謝野大臣が出演した。田原さんはさかんに消費税を無くせと言っていた。大臣は、一応は検討はするとは言うが、まず駄目だろう。羽田の第5滑走路構想については進めると断言していた。
その後の討論会が良かった。西部邁氏、中谷巌氏、櫻井よしこ氏、姜尚中氏の4人の多様な認識論にいろいろ考えさせられた。
討論の導入は、出演者の「私のよりどころは?」だった。
櫻井氏は「武士道」を中谷氏は「日本人の美意識」、姜氏は「地域の歴史的認識」を上げていたが、共通して歴史を知ることはたしかにひとつの解ではなのかと思った。それらをノスタルジックに回帰するのではなく、それら歴史を遺産として、日本の進むべき方向ビジョンを打ち立てなければと思った。
スクラップしていた新聞で、オバマ大統領就任演説の全文を読み返した。
「我々の祖先が支払った犠牲を心に留めながら、・・・」
「新しい責任の時代」「我々が問うのは、政府が機能しているかどうかだ。」
「我々のつぎはぎ細工の遺産は強みであって、弱みではない」
等々の一節が心に響く。
かつての繁栄と現実の苦悩を国民と共有するアメリカのリーダー、その姿にある種の感動を覚えた。それに引き替え日本の政治家は・・・と。
グローバル化した現代社会は複雑すぎる。ここ数年間で日本の社会が変わってきたように思える。それは貧困な政治の結果のような気がしている。日本をどうしていくのかビジョンが示されない。政治家は日本の行くべき道を真剣に考えていかなければならない責任がある。誰もが、地域社会を構成する住民一人一人を大切にする政治を望んでいるのに、今の政治家にそうした自覚や使命感、気概が感じられない。自己の保身、名誉ばかりを求める政治家像しか浮かばない。命がけさが感じられない。オバマのような本当に国を愛するリーダーは現れないのだろうか。