エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

思いがけない いわき湯本温泉

2010-08-06 | 日々の生活


 遠路、いわきのスパリゾートハワイアンズへ。
 ここ数年は5~6月に遊びに行っていたが、孫の夏休みの思い出作りか急きょ行くことになった。
休み中、しかも土日はひどい混雑だろうと、ママと娘が休みのとれた今日になった。
朝のうちに、天日干し3日目になる梅を1階部分の屋根に広げて行った。
夕立も心配だったが、せっかくの夏の日差しがもったいないと思った。
ちょっと不安もあったが、高速なので、経験豊富な爺の運転で出かけた。
8月6日、ラジオで広島平和記念式典を聴きながら、一路いわきを目指した。
 「どうしたら、争いをなくすことができるのでしょうか。」子ども宣言の声が聞こえた。

孫の世話は勘弁してもらい、ずっと温泉につかった。
 孫たちが、流れるプールほかで楽しんでいる時間、午前中が2時間、午後3時間の長い自由時間だったが、この上ない時間の過ごし方を知った。
 空いているヒノキ風呂で、ゆっくり過ごすことができた。
 半分は露天、さわやかないわきの涼しい風が温泉にわたり、これ以上ない環境で有意義な癒しの時間を過ごすことができた。 
 ときどきぺットボトルの冷茶を口に含み、しばし思いを巡らす。
湯の注ぎ口に陣取り、半身浸かっりながら、持参した文庫本を手にしばしの読書、贅沢この上なしだ。
 長い人生初めての体験なり。
 決して長湯ではない、湯船の縁に腰かけ文字を追う。身体が乾いたころにまた湯につかる。ときどき周囲の緑に目をやる。そして、思いを巡らす。
 
 お昼には孫たちと合流、にぎやかなプールサイドでの昼食。勧められて、高価なビールをいただく。これで帰りの運転はできない。
孫の喜びを見つめながら満足、満足。
 6時すぎに無事帰宅。どうなる事かと思ったが、過ぎてしまえば、癒され元気をもらい、実に楽しい一日となった。



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