エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

里山は 秋の気配

2010-08-08 | 日々の生活
          【マイコアカネ】

何と無駄な日々を送っていることか。
でも、腐心の中心は孫の夏休み、ママがいない午前中は、爺、婆のお世話となる。
爺はマイペースで心は庭や里山ばかり、しわ寄せはみんな婆に来る。
婆ちゃんは少しお疲れ美味、ともかく、いつも玉のよう流れるな汗をかき、動きすぎだ。
最近は、ときどきひざに痛みを感じたりしている。

 爺は体調を崩ししばらくじっとしていたが、連日この暑さだが、少し里山の様子を見に行きたくなった。午後の夕立も心配だったが、3時過ぎに出かけた。

【なんとなく秋の気配】
 
 里山は、盛夏の真っただ中にあるのだが、暦の上ではもう秋、やはり秋の風情を感じた。
 ヒヨドリ花が咲き始め、栗の緑のイガが見え始めた。

 アマゴイルリトンボに会いたくて、いつものポイントに行った。歩を進める草むらに、マユタテアカネ、マイコアカネが出始めた。

 アマゴイルリトンボのほか、イトトンボは、数は少ないが、モノサシトンボ、オオアオイトトンボ、キトンボ、クロイトトンボ、オオイトトンボなどが見られた。
 大きな灌漑用のため池の周りを、ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、コフキトンボ、コシアキトンボなどが飛んでいた。 


【アマゴイルリトンボ】
 
 

 【マユタテアカネ】



 【オオアオイトトンボ】


 【アオイトトンボ】

道沿いのクマザサの付近にゴイシシジミが舞っていた。ササの葉の裏を見ると、終齢間近かの幼虫を見つけた。


   【ゴイシシジミの幼虫】

 ササの表の葉に何頭もの小さい不思議な虫を見つけた。ハムシの仲間だろうか。
 体長は6~7mm、羽の縁に赤い線が入っている。3対の真ん中?の足を一対上にはね上げて万歳し、2対の足で歩いているようだった。跳ね上がった脚には枝のように分岐が見える。 ブラシ状の触覚のほかに一対のひげのようなものが見える。これは口器のようにも見えた。ハエのように軽く飛んで、すぐに近くのササの葉の上に止まった。
 なぜ、足を挙げているのだろうか。変わった虫でした。




近くの畑は蕎麦の芽が出始めていた。収穫の前の白い花畑が浮かべて、思いのほか遅い芽ぶきを思った。


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