エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

彼岸のお中日

2012-03-20 | Weblog

 彼岸のお中日はいつも決まった行動だ。
 例年のブログを見ると、ここ数年は、雪降りで一人でお墓参り、その後彼岸獅子の舞いを見ていた。
  きょうは久しぶりの晴天に恵まれ、家族で出かけた。
  お墓の雪はすっかり消えていた。お花を供え、線香を焚いた。孫たちにひとくさりいつか、じじばばのお墓に手を合わせるように説いた。


 お墓から、二の丸への堀には、オナガガモ、コガモ、マガモなどが浮かんでいた。

 廊下橋を通り本丸に近づくと、笛と太鼓の音色が流れてきた。
 本丸では既にカメラマンや観光客が輪になっていて、3頭の獅子が舞を披露していた。
 長かった冬に終わりを告げる、喜びの舞いを見つめながら、本当の春の訪れを感じた。あいづひ

 【天寧獅子】
  

左から太夫獅子・雌獅子・雄獅子

 

 

 

  【参考】会津若松市史 会津に春を告げる会津彼岸獅子
        http://www.youtube.com/watch?v=SPms9zDWkrk
 

 続いて、磐梯町の舟引きまつりへ行った。孫に巫女舞いや舟引きを見せたかった。

 ここ数年は、悪天候で見物客も甘いいなかったが、きょうは車も沿道に沢山並び、人出も多かった。例年通りに磐梯蕎麦が振る舞われ、皆でおいしい蕎麦に舌鼓を打った。
 巫女の舞は、カメラマンが囲んで、後ろからは覗く程度しか見えなかった。

今年は、舟引きの祭事の他に磐梯太鼓の演奏も予定されているようだったが、飽きっぽい孫たちにせがまれて帰路についた。

 夕方は、柳津へ伯父、伯母への彼岸のお参りに行く予定。孫たちも、帰りの月見が丘の日帰り温泉を楽しみにしている。

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