朝4時前、トイレに起きた。階下の部屋中のカーテンを開け、新聞を広げる。ほぼ同じ夏の日課だ。
麗し!黎明の空の色。今日も雲一つ無い快晴、麗しの磐梯のシルエットを撮った。さわやかな1日の始まりだ。
今日午後、庭に今年初めてのアキアカネを見た。未だ未成熟だが、胸の黒条からアキアカネのようだ。
吹く風はさわやかだが、日差しは真夏のようだった。
季節は静かに移ろい、庭の緑や虫たちもそれぞれに精一杯生きている。
アジサイが晴天続きに雨をほしがっているようだ。
挿し芽で殖えたアジサイが庭中で咲いている。
満開のドクダミに、八重と、5枚の萼の花を見つけた。
今日、小田原小梅を収穫した。手の届くところだけ穫ったが、枝の剪定もしないが今年はよく生っていた。
高田ウメはすでに梅酒に付けた。週末は白加賀を穫って、これは梅干しにするつもりだ。
裏のアジサイの陰で、きれいな色の薔薇が咲いていた。手折って一輪挿しにした。
シモツケ
わずかな家庭菜園、キューリを2,3本収穫。ミニトマトも沢山生っていた。
ホシミスジが相変わらず、シモツケやコデマリの周りをスイスイ飛んでいる。カネノナルキにスジグロシロチョウが吸蜜したり、産卵したり。
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スジグロシロチョウ
ジャコアゲハがウマノスズクサに産卵していったのはいつだったか、ようやく孵化した。
所用あってHさん宅へ寄ると、ジャコウアゲハは終令幼虫がうじゃうじゃ、もう蛹もあった。蜘蛛が襲っている蛹を救ってやった。
我が家のフランネルのキアゲハも終令幼虫まで育った。少し早い蛹も見つけた。
セロリの花には、あの憎らしいヒメマルカツオブシムシがいっぱい集まっていた。一方、隣のパセリにはアカスジカメムシが・・・。
今日も、移ろう季節のいのちを見つめて1日が過ぎていった。(2012.6.28)