エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

町内 研修視察 

2012-09-29 | 日々の生活

  

 午後から町内研修会がある。台風の近づく今日一日、なんとか晴れの予報だった。

25日に初めて、それも思いがけないところでマダラナニワトンボに出会った。

いつも見るポイントへ急いだが、時間の早いせいもあったのか、やはり見ることができなかった。

池の周囲にはキトンボが連結し打水産卵を繰り返していた。

  

 午後の研修会に間に合うように帰宅した。

 研修会は、講師に会津若松市文化課 小島克則氏をお招きして、 「遺跡から見た歴史」と題して、大塚山古墳、墓料遺跡、石部桜を巡り、現地でわかりやすい説明をいただいた。 

 涼しく晴天に恵まれた秋の一日、町内12名が参加、とても有意義な研修会を過ごした。

 お持ち頂いた文化財は、珍しい特徴的なものだった。

  
  土偶       人面付き土器   変わったデザインの土器     特徴的な木葉文土器の破片

(1)大塚山古墳
  さわやかな木漏れ日の中を古墳頂上へ、遙かに磐梯山が聳えていた。4世紀中頃、古墳に葬られた人物は大和朝廷と密接な関係にあったらしい。

また、晩秋に訪ねてみたい。モミジが散ると古墳の全景がよく見られるようだ。

  

 (2)墓料遺跡                        、
 いつもの散歩道の下、この畑で 昭和46年に弥生時代の壺が まとまって見つかったと言う。

(3)秋の石部桜
  幾つもの歌碑に、昔時の人々の 暮らしに思いを馳せた。
       
 (4)質疑応答
 3時過ぎに会館へ戻り、参加者からの熱心な質問に、講師から詳しくわかりやすいお答えをいただいた。    

            

 夕方、研修の反省懇談会が行われた。この席で、町内には、多種多彩な経歴の持ち主がいることを知った。

 そんな提案もあり、来年からは町内住人の講義をいただくことになりそうだ。

 今日は盛りだくさんの一日だった

              
  日記@BlogRanking