エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

春の雪  お城へ

2014-03-12 | 日々の生活

今朝起きると、新たに春の雪が30cmほど積もっていた。

みんなが起きてくる前に朝飯前の雪かきに汗を流した。

少し春めいてきたが、孫たちも背の高いブーツを履いて登校していった。

裏庭は、吹きだまりは腰まである。昨日道を付けたところもまた雪国に逆戻りだ。

 

午前中は悠くんと庭の雪で遊ぶ。

午後、雲間から薄日が射し暖かくなった。 明日からまた数日、雪の予報なので、散歩がてらお城へ。

 

お城一周1時間。全面結氷していたお堀もゆるんでカモたちがのどかだった。

また、カシラダカに会った。シジュウカラ、カワラヒワ、ヒヨドリなど。

  

 

お堀のカモは、コガモ、カルガモだけのようだ。

 

やはり、野鳥撮影は近づけないので最低300mmは必要だ。

なかなか覚えられなかった野鳥の名前や生態に興味を持ち始めた。

 


俳句日本一

2014-03-12 | 教育を考える

 

孫たちの通う小学校は伝統的に俳句を熱心に指導している。

今年も立派な校内俳句集「いちょうの実」が届いた。

わが子も通った学校、57ページの立派なこの俳句集は第45号、1年生から6年生まで一人2句ずつの俳句作品が載っていた。

遙かに昔、子どもたちのころの記憶は薄れたが、最近は、夏休みや冬休み、ことある毎に孫たちと一緒に頭をひねっていることが浮かんできた。

何年か前、学校祭のPTA作品に応募したジイは、下手な俳句で最優秀の表彰を受けたこともあった。(自慢)

 俳句集の校長先生の「はじめに」には、全校生徒の活躍が書かれ、「一人ひとりの作品から伝わる、自然観や感性の豊かさに驚かされた」とあった。

また、「あとがき」には、国語科の先生たちの思いが載せられていた。「たくさんの俳句を作っているうちに、皆さんの頭と心が鍛えられ、感性が磨かれていきます。

いつの間にか、心の豊かな人に育っていきます。自然の不思議や素晴らしさに関心を持ち、美しいものを美しいと感じ、素敵なことを素敵だと表現できる人になっていきます。」

最後に、「この俳句集がずっと皆さんの宝物であることを祈っています。」と。実に伝統の宝物だ。

 今年のNHK全国俳句大会ジュニアの部で特選をはじめ25名が入賞し、学校大賞(日本1)を受賞した。

ちなみに選ばれた特選の作品は
うますぎる自分でほったばれいしょよ」(5年生のW君)

俳句集に孫たちの作品を見つけた。

 水をまく兄の背中に赤トンボ        萌香

 色づいたみしらず柿が待ち遠し      萌香

 
 夕暮れや鈴虫の音の子守歌       武琉 

 カモの群れ声高らかに水しぶき     武琉

 

五,七,五の短い詩、ときどき挑戦するが、なかなか難しい。

いっぱいの句を鑑賞する。そして何となく自分も詠めるような気もするが、なかなか読めない。

でも、いつも、ときどき挑戦したいと思っている。