強清水から 霊峰磐梯
午前中金堀の森で共生の森の会のメンバーと雪囲いをした。
昨年はうっすら積もった雪の中の作業だったが、今日は濃霧だが比較的暖かかった。
何年か前にサクラを植樹したようだが、年々減って育ちも悪く、4本しか残っていなかった。
ときどきT会長さんがいろいろな木を持参し、池の周囲に植樹しておられる。
ビオトープも今年は子どもたちに荒らされず徐々にそれらしくなるだろう。 子どもたちが作った森の基地の残骸をかたずけた。
1時間足らずで終了、お茶をいただきながらの反省会となった。
終了する頃には霧も晴れ始めたのでトンボ池へ寄ることにした。
6年越しでポンプが直り、池の水が満々と貯えられ、溢流する水が水路を流れていた。でも、何年も水位が低かった影響が所々に見られた。
ヒマラヤシーダ まだ納得していない。 マユミ わずかに残るカラマツ
途中赤井谷地にも立ち寄った。木々が葉を落とし、下草も枯れて谷地が見通せた。
湿原の様子を少し近くから見ようと、クマザサをかき分け入った。案の定、昔水位を保っていた池などは見えず、すっかり乾燥が進んで入るようだった。
マダラナニワトンボを思った。こんなところで産卵できるのだろうか。
ごくわずかな環境で細々命をつないでいるであろう彼女らの前途を思った。絶滅を免れる何らかの早い保護対策が必要だ。
天然紀念物赤井谷地沼野植物群落 昭和三年三月 内務大臣指定 昭和五年四月建立 福島縣とあった
強清水から下がると、霧がひどくライトを付けた。もう防雪柵が建てられていた。
八田野付近
会津盆地の霧が晴れたのは2時過ぎだった。