大川から 飯豊連峰
9月に土手の刈り込みに疑問を感じて新聞に投稿した。
その記事に行政が反応、相談に見え土手の一部にツルフジバカマを残してくれた。
その後、残した区域にヒメシロチョウの終令幼虫を多数発見でき喜んだ。
でも、少しはいのちが救われ安心したが、その草刈りについては、いろいろ心配している。
この土手では年2回大がかりな一斉草刈りが続いている。そして、これまで何とか生息し続けてきた現状は素晴らしい。
だから、この絶滅が心配されるヒメシロチョウ保護活動も、本当に正しいのかは分からない。
つまり、草原性のチョウであれば、全く刈らないでおくことが的確とは言い難い。
近くに所用があり、久しぶりに土手を覗いた。種を採取しようと思った。
そこで先ず、驚いたことは、食草を刈り残した区域のセイタカアワダチソウだ。
刈り残された食草
種
一面、ツルフジバカマと混生するように黄色い花に覆われていた。このまま放っておけば、セイタカアワダチソウの勝ちだろうと思った。
この花はすごい。秋になって目立つが、オオハンゴンソウの駆除には行政も一生懸命だが、今やあきらめ半分のすごい繁殖状況だ。
ウマノスズクサも
あらためて、ヒメシロチョウの生息にとってどんな草刈りが良いのだろうかと思い巡らせた。
帰りに、この土手にいままで見つけなかったウマノスズクサを見つけた。
ジャコウアゲハの食草だ。めっきり減ったジャコウアゲハを思い、これも殖やせばいいと思っている。
河川敷もいろいろな開発が進んでいた。