愛おしいコバネアオイトトンボ
足元からスイスイと現れる。近づいてもおっとりしていて逃げない。
これまで林の中の草むらに顔を見せていたコバネアオイトトンボが水辺に移動してきた。
いつものワラビに覆われた林の中の道、いつしか(藤村の)自ずからなる細道にはほとんど見られなくなった。
10月に入り、蕎麦畑の脇の水路に移動してきた。毎年見かけているポイントだ。
今シーズン、連結は1度見ただけ何度か連結態で抽水植物の茎に産卵する様子は観察してきたが、雌だけ単独でも産卵するようで、不安が消えた。
後何度か、愛おしいコバネに会いに行ってみたいと思っている。
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アオイトトンボ アオイトトンボ
マダラナニワトンボ
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林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ (藤村 『初恋』)