エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

春は名のみの

2019-03-01 | 自然観察

いい陽が射して出かけたが、風が冷たい。早春賦の歌詞がぴったりだ。

フキノトウもそろそろ顔を出したかと思い、八田野まで車を走らせた。

雪が少ないと思っていたが、未だ3月1日、少し早かった。

今日は高校の卒業式。例年だと、雪が降っても可笑しくない。

体育館脇の大量の雪を思い出す。入試のころも降っていた記憶が甦った。

 

土手の日だまりにオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウを初見、ようやく春が巡った。

   

フキノトウは未だ雪の下、フキの枯れ葉を辿り、2つ3つ。

    

八田野の林で咲き始めたマンサクを撮る。

花びらの基部が赤い。ニシキマンサクかも知れない。 秋の実や、つぼみを観察した。なかなか興味ある花だ。

      

実とつぼみ 

            

          

 八田野  斜面の残雪に根明け

   折れたカラマツの実

 

         

    

 ウスタビガのマユ 

町へ下りると ビワが、 ツバキが咲き出していた。

 

小1時間の早春を楽しんだ。