我が家で発生を繰り返してきたホシミスジの幼虫を観察している。
幼虫はいずれも個性的だが、ホシミスジの肉状突起は魅力的で興味深い。
数頭見つけたが、今3令幼虫まで育った1頭の観察を続けている。
幸い、これまでは1本の細い枝から離れない。今後の越冬の様子を調べたいと思っている。
手持ちの図鑑、原色日本蝶類幼虫大図鑑(保育社)v0l.1とⅡがある。
図鑑の裏の見返しには、へたくそな字で住所、氏名、購入日時の記載があった。
vol.ⅡはS37,2,12、vol.1にはS37,4.17、当時の初版定価はいずれも1800円、
高校生がよく高価な図鑑を2冊も購入できたかと驚いている。
覚えはないが、その年s37は確か高校1年生だった。ひょっとしたら高校入学祝いに親からもらったのかな~と推測た。
そのころ、何を飼育していたのだろうか、全く記憶がない。
でも、蝶に魅せられた小学生が、大学受験にチョウの里、信州を選んだ思いを裏付けることではないか。
かなり詳しい図鑑で、十分な活用はなかったが、いまさらながら驚かされる。
思いがけず、当時を懐かしく思い出すこととなった。
ホシミスジは3令幼虫で越冬、葉を巻いて筒状の越冬巣を作るとある。
これから、越冬の様子を確認し、春から2回の脱皮し成長、蛹化、羽化までを見守りたいと思っている。
(参)拙ブログ 「庭の家族 ホシミスジ」 2020-09-25 | 自然観察
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/62da46134f7628101a642536244e1fa3