日記帳を見ると、毎年、夏からこの季節にかけて健康を害していることがわかる。
3年前には肺炎で、一昨年は思いもしなかった17年前の大病をふり返させる病の再発で入院した。
ときどきは37度を少し超える発熱があるが、F錠、R錠の服用でしのいでいた。
のど元過ぎれば、の繰り返しも反省している。
新型コロナ感染と同様に、我が体内の見えない敵に気を付けながら生活していかなければと痛感してる。
そんな思いを新聞読者の欄へ投稿し、掲載された。
まさに、健康第一!。健康であればこその日々の生活だ。
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感謝の念 健康であればこそ
窓越しに、小春日の庭の小さな自然を楽しんだ。コスモスが色なき風に揺れ、鮮やかに色づいたカリンが黄金に輝いている。ときどき、深まり行く秋の庭へ下り色づき始めた木々と語らっている。爽やかに聳える磐梯を仰ぎ、深呼吸して家に入る。コーヒーを入れて、クラッシック音楽を流しながら読みかけの本を開く。ときどきは思いついて絵筆を握ることもある。描くはいつも猪苗代湖に浮かぶ磐梯山だ。ブログを更新するPCの脇の薬師如来像に手を合わせ、良寛座像に声なき教えを請う。こうしたつれづれなるひとときの楽しみだが、ふと、それらが取り戻した今の健康があればこそと気づいた。これからも一層心と身体をいたわり、周囲の全てへの感謝の念を忘れずに過ごしていきたい。
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