エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

明日のことは分からない

2020-11-15 | 健康

明日のことは分からない  


(以下、備忘録として)
 11日は消化器科の退院後の初検診、2週間がたった。次回検査は来年3月に決まった。

翌12日は、月1度の糖尿病と、連日の診察となった。

いやいやながらも、そこまでは予定通りだったが、夕方とんでもないことになった。

突然の、これまでにない腹痛、吐き気が出はじめ震えも来た。

車を運転してと思いつつも、つかの間に運転できる状態でなくなってしまった。

そろそろ退社時間の娘に連絡を取り、ばあーちゃんに付き添ってもらいなんとか救急外来へ向かった。

誰もいない待合室で長い時間待たされた。

点滴で鎮痛剤を打ち、CT、レントゲンを終えベットに横になった。

2年前のことがよみがえり、また入院か・・・と不安がよぎった。

まずは点滴、いつも辛い。痛い思いをして4度目で針がうまく刺さった。

腸にどんな異変があったのだろうか。

血液検査の結果が出るころには、おなかの痛みは引き始めた。

診断を聞き、約3時間の滞在で帰宅することができた。

少し心配しながら、3日になる。もう大丈夫なようだ。

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 【11/12を振り返る】

 朝は初霜だったが、久々の快晴に恵まれ清々しく出かけた。

 ところが、病院の駐車場に入って、診察カード以下、関係の書類を家に忘れてきた事に気づいた。

折返し家に戻った。 最近、どうも物忘れが多い。

待合室に落ち着き、ゆっくり日ごろの行動を振り返った。

カメラにSDカードを装着し忘れ、ずっと素晴らしい写真をとシャッターを切っていたこと。

これは、ときどきある失敗だ。

ついこの前は、折角撮ってきた貴重な画像データをPC操作でうっかり削除してしまった。

このときの残念な思いは忘れられない。

 あらためて歳相応に落ち着いた行動を、そして心静かに日々を送ろうと反省した。

  何も焦ることはないのだ。  落ち着いて! 落ち着いて! と言い聞かせていきたい。
 
 診察室の待ち時間、忘れ物がきっかけで、あらためて日々の過ごし方を考える時間となった。

  通り過ぎる人たちをやり過ごしながら、患者一人一人の後ろ姿に、それぞれ生活があり人生があることを思った。

 いつもそうしているように、書きかけの文章を推敲する。読みかけの本に目を通す。物思いにふける。

 ようやく呼びだしかかかる。

 診察が終わり、会計を済ませて、隣の薬局に寄る。

 やっといつものパターンで診察を終えて帰宅。軽い昼食を摂りゆっくりコタツに温まって過ごしていた。

 夕方5時ころ、突然の腹痛が襲った。
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明日のことは分からない。

まさに徒然草の教えるところだ。

されば、人、死を憎まば生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。」(第93段)

ただ今の一念、むなしく過ぐることを惜しむべし」(第108段)

一生は雑事の小節にさへられて、空しく暮れなん」(第112段)

 

会津慈母大観音  飯豊連峰