エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

雪の中 お城を歩く

2020-12-16 | 日々の生活

しばらくいろいろなことがあった。

パソコンを新調した。真ちゃんのプレゼントだ。

パソコンが故障し、ノートで何とかブログを更新してきた。

時間がかかったが、ようやく新しいPCも何とかセットアップできた。

23.8型ワイドの迫力を楽しめそうだ。

******************************

雪の季節を迎え、このところ孫娘を高校まで送迎している。

雨や雪の時には、爺にお役が回ってくる。

今朝は30㎝程の積雪があり送っていった。

帰りはママにお願いしているが、都合がつかないときには迎えも頼まれることもある。部活が終わる6時半過ぎになる。

我が子が高校のころはどうだったか、

そのころは、いわきへの単身赴任で不在だったので皆それぞれに自転車通学していた。もう遥か昔のことだ。

************************

最近、運動不足だったので、雪の降る中、お城を歩いてきた。

お城の雪景色、特に美しい本丸の松の木の雪吊りを凍える手で撮った。

観光客はほんの僅か、静寂のお城を特別に何を思うこともなく眺めた。

 

 

 

 

普段は目もやらない案内板を静かに読んだ。

三の丸後に建つ司馬遼太郎文学碑には、「歴史を紀行する」や「王城の護衛者」に一節を読んだ。

また、八重の像には、三の丸の土塀に書かれた歌の解説があった。

明日の夜は 何国の誰かながむらんなれしお城に残す月影

 


お濠の水鳥はどこへ行ってしまったのだろうか。

コカモがわずかに浮かんでいた。降りしきる雪の中、突然ダイサギ?が舞い下りた。
 

時々は、厳しい寒さを求めてお城に来たいと思う。