普段はあまり見ない番組表に「小さな旅」を発見。ふと、日曜日8:00?と錯覚をしたが、BS放送欄だった。
小さな旅の再放送「石に生きる 土に生きる 茨城県 笠間」(BS1)だ。
昔、趣味だった陶芸を懐かしく思い出しながら視聴した。
そのあと何気なくチャンネルを変えると、ツーショット山中伸弥×平尾誠二(BS3)
平尾さんの侵された「胆管がん」、他人ごとではない、18年前の吾輩のガンと同じだ。
今朝、偶然に視聴したテレビ番組、この2つの番組は、我が日々の生き方を問い直すものとなるような気がする。
番組1: 小さな旅「石に生きる 土に生きる 茨城県 笠間」
もう半世紀も前のこと、焼き物にこころを奪われていたころが浮かんできた。
当時、本郷で初めて飛び込んだ陶芸の世界だった。
ろくろを回すことは初めからあきらめ、手びねり、陶板作品に挑戦した。板の粘土をヘラで削り、呉須や釉薬で好きな絵を描いた。
物置に眠っていた、何年もすっかり忘れていた陶板や箱ものの作品を手に取った。
草原に浮かぶ秀峰磐梯の陶板にお刺身を盛り合わせた。
一切れ二切れと味わうたびに、磐梯の山容が姿を現した。
晩酌のぐい飲みは、織部や久谷、時々は自作の本郷焼で、一層お酒をおいしくしてくれる。
そのころは、日本民藝館や益子の濱田庄司を訪ねた。
さらに、作品に魅せられた京都の河井寛次郎記念館へ旅したこともあった。
陶芸に打ち込んだ日々が懐かしく浮かんだ。
番組2 : ツーショット 最高のふたり「山中伸弥と平尾誠二
京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥 所長と平尾誠二さんとの友情の絆を描いたドキュメンタリー番組。
詳細(ネットから)
「あなたがいたから今の私がある」人と人との関係には互いの人生を変える特別な物語がある。そんな二つの人生が交錯する瞬間を見つめる新番組。今回は日本ラグビーのレジェンド平尾誠二とiPS細胞を生んだノーベル賞医学者・山中伸弥。ふたりには知られざる出会いと絆があった!不思議な出会いから、互いの人生になくてはならない存在になった二人。そして突然、平尾を襲った末期がん。ともに病と闘った唯一無二の友情の物語!
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《以下昨日の風景》