エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

贅沢は言えない。

2019-03-05 | 日々の生活

 静かに春の雨が降っている。昨日西部屋の窓沿いの雪囲いを一気に外した。

  雨の中、カワラヒワの集団が木々を元気よく遊び回っている。

 カワラヒワとスズメ Iwaさんがウメの枝を持ってきてくれた


 つかの間に終わった冬、また春が巡った。 

 今日は消化器科の検診、健康で過ごせる毎日を感謝しながら病院へ。

 命を救われた夏から半年になる。そろそろ部品交換の時期、また入院が近づいた。

 2週間になる帯状疱疹、痛み止めも飲みきりほぼ治ったようだ。

 来週は内科へ、糖尿の検診だ。

 病院通いが続くが、生かされた現実、そしてこれからの健康を願えば、忙しいなどとは言えない。

 雨上がりの朝 暮れの内にも咲いたサザンカ 

 


ウメノキゴケ

2019-03-02 | 日々の生活

 短大構内で春を探した。

グランド周囲のサクラの木にウメノキゴケが殖えてひどい。見た目も気になった。

地衣類は環境変化に弱く、ウメノキゴケは、排気ガスなどの大気汚染が進むと発生しないので「環境指標生物」とされている。

それだけ自然が豊かだとは言えるだろう。

でも、キノコの仲間に近い地衣類は、胞子で木にカビのようにつき生長、樹液から栄養分をとる。

やがて、木は衰弱し枯れるという。

グランドのサクラの花見は素晴らしい。

枯らさないように何らかの対策が必要かも知れない。

ソメイヨシノ ユキヤナギ

   

どの木にもウメノキゴケ         

私道のみどりも萌え始め、タンポポの芽が膨らんできた。           クサフジも新芽を伸ばし初めた。  

      

 


春は名のみの

2019-03-01 | 自然観察

いい陽が射して出かけたが、風が冷たい。早春賦の歌詞がぴったりだ。

フキノトウもそろそろ顔を出したかと思い、八田野まで車を走らせた。

雪が少ないと思っていたが、未だ3月1日、少し早かった。

今日は高校の卒業式。例年だと、雪が降っても可笑しくない。

体育館脇の大量の雪を思い出す。入試のころも降っていた記憶が甦った。

 

土手の日だまりにオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウを初見、ようやく春が巡った。

   

フキノトウは未だ雪の下、フキの枯れ葉を辿り、2つ3つ。

    

八田野の林で咲き始めたマンサクを撮る。

花びらの基部が赤い。ニシキマンサクかも知れない。 秋の実や、つぼみを観察した。なかなか興味ある花だ。

      

実とつぼみ 

            

          

 八田野  斜面の残雪に根明け

   折れたカラマツの実

 

         

    

 ウスタビガのマユ 

町へ下りると ビワが、 ツバキが咲き出していた。

 

小1時間の早春を楽しんだ。