ネットより(資料館のものではない)
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紅葉の見ごろを迎えた磐梯山慧日寺資料館を訪ね、磐梯山を中心とした山岳信仰や慧日寺開祖の法相宗徳一大師の足跡に、あらためて往時をふりかえった。その際、展示室の一隅に、法相宗大本山の興福寺多川俊英貫首の揮毫による【携手撫風光】の書を見つめた。解説文には「明治の文豪・森鴎外の漢詩の一句で、いっしょに自然の景色を楽しむの意」とあった。まさに、緑色から黄、赤から真紅へと、青空に映える木々の色づき周囲の風情ある自然のたたずまいを楽しむことができた。資料館前には、磐梯山麓の龍ヶ沢湧水が引水され、閑さに鹿威しの音が響いていた。書の教えるように、穏やかな秋晴れに恵まれ、妻と手を携え素晴らしい風光を満喫することができた。
(2020.12.3 新聞「読者の欄」掲載)
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(参考)
〇磐梯山慧日寺資料館の紅葉を楽しむ
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/3e9029f73cec6367d4b21aad8305b010
〇手を携えて 風光を撫す
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/142f3fbb0515643047d2f4103789131a
〇携手撫風光
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/6b25143cd303b22f4ac7476437387628