都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
ハアーッ?ラーメン この暑いのに、またまた、わかちゃいねえ、質問だ! ラーメンの旨さは面が太いか、細いかで決まるもんじゃねえんだよ。スープだよ、スープ。ラーメン屋のオヤジや女将さんは、毎日スープに命掛けてつくてんだよ。 もう無くなっちまったけど、夜しか開けないラーメン屋があったんだ。その店の女将は朝から掛かって炊いたスープが気に入らないと、その日は店開けなかったんだ。オヤジは以前その女将に聞いたことがある。 「毎日つくってるスープだもの、そんなに味は変わらないんじゃないの。」ってな。 そうしたら怒られたよ。 「ああ、お客さんには分からないと思うよ。でもね、あたしが気に入らないんだ。自分の気に入らないものを、お客さんにだせるか。 「客が来たらどうするんだ。」って聞いたら、「今日は休業だ。向かいのラーメン屋にいきな。」って、返しちまうんだとさ。 帯広の麺は「中太麺」が多いな。何処の店でも、塩、醤油、味噌を扱っている。スープはあっさりとしているけど旨いよ。だから、よそから来ると物足りないって言われるよ。 だけど、そっちこっちにチェーン店出している店が、帯広に出店すると最初は物珍しいから客が行くけれど、数ヶ月で閑古鳥だな。あんまり個性のあるラーメンは、初は旨いと思うけど、直ぐ飽きるんだよ。男 以前、手作り太麺の店に入ったことがあるんだよ。そうしたら、出てきたよ、まさに太麺、まるで「うどん」だよ。いや、それ以上だったかも。スープも不味かったし、店に入って残したのは、先にも後にも、そこだけだ。家内も一緒だったんだけど、やっぱり残していた。 やっぱり、麺は細めの縮れ麺だよ。北海道は味噌味が多いけど、スープが旨い醤油味が一番だな。 あっ、それと、もしも帯広に来たら「中華ちらし」ってのを食べてみな。旨いよ。豚丼は有名になっちまったけど、こっちはまだ帯広にしかないと思うよ。チェーン店じゃないよ。「帯広のラーメン屋」にはあるはずだ。「中華ちらし?」ってメニューがさ。どんなんだって?来て食ってみなよ。きっとビックリするよ。色んな意味でな。 したっけ。?「太麺」「細麺」のどちらが好きですか?
」ってな。
と女
もそうじゃないか?